2026.03.05
地域企業とともに未来を切り拓く!-桑ゼミ × 株式会社ダイエー 共同研究の取り組み(2023-2025年度)-
経営学部は、実社会の課題解決に挑む実践的な学修を教育の柱としており、学生は理論と実践を往復しながら学びを深めています。
データ分析を基盤とした課題発見・解決を専門的に学ぶ桑 海侠准教授のゼミでは、2023年度から2025年度までの3年間、スーパーマーケット大手である株式会社ダイエー(以下、ダイエー)のご協力のもと、共同研究プロジェクトに取り組んできました。
これまでに、計8グループ・約50名の学生が本プロジェクトに参加し、卒業研究として実際の企業課題の解決に挑戦してきました。ダイエーからは売上データの提供や現場での助言など多大な支援をいただき、学生らはデータ分析、現地調査、マーケティング戦略立案など、多角的なアプローチを通じて実践的な課題解決力を身につけています。
主な研究テーマは以下のとおりです。
(1)ベーカリー部門の売上向上施策
ダイエーが運営する「イオンフードスタイル山科椥辻店」に併設されているパン専門店「ディーズベーカリー」の売上向上をテーマに、時系列分析や曜日・時間帯別の傾向把握を行いました。さらに、来店客の動線や購買行動を踏まえて販促施策を再設計し、具体的な改善提案を企業へ提示しました。
現場では、ご担当の方から丁寧なフィードバックをいただきながら提案内容を磨き上げ、実現可能性の高い施策へと発展させることができました。


(2)移動販売事業への支援
「イオンフードスタイル山科椥辻店」が展開する移動販売事業に対しては、地域特性を踏まえた販売拠点の分析やサービス改善策を検討しました。買い物支援が必要な地域住民の視点を重視し、持続可能な事業運営に向けた提案を行っています。企業の地域貢献活動に参画することで、学生は企業活動の社会的意義やビジネスの公共性について理解を深めることができました。


3年間にわたる共同研究を通じて、学生はデータ分析力、論理的思考力、現場理解力、提案力を総合的に養うことができました。これらの学びは、ダイエーの温かいご協力と継続的な支援によって実現したものです。
経営学部では、今後も企業と大学が相互に連携し、地域社会に貢献する教育・研究活動を推進してまいります。