学生が教員とともに執筆した研究論文が4年連続で国際雑誌に掲載されました | 京都橘大学 受験生サイト

学生が教員とともに執筆した研究論文が4年連続で国際雑誌に掲載されました

 理学療法学科の学生が教員とともに作成した研究論文が「IBRO Neuroscience Reports誌」に掲載されました。

上段左から 宮﨑 純弥 教授、重藤 隼人 助教、兒玉 隆之 教授
下段左から 若林勇人さん、北村幸大さん、青木詩葉さん、下田直哉さん、前田孔太さん


 IBRO Neuroscience Reports誌は国際脳研究機構(International Brain Research Organization:IBRO)の公式オープンアクセス誌であり、神経系の構造や機能、神経活動、行動など、神経科学の幅広い分野に関する研究を掲載する査読付き国際学術誌です。Elsevierから刊行されており、神経科学分野の国際誌『Neuroscience』の姉妹誌に位置づけられています。

 今回、IBRO Neuroscience Reports誌に掲載された論文(4回生の北村 幸大さん・下田 直哉さんが共同筆頭著者、重藤 隼人 助教が責任著者、4回生の青木 詩葉さん・前田 孔太さん・若林 勇人さん・宮﨑 純弥 教授・兒玉 隆之 教授が共同著者の研究論文)では、健康な若年者を対象として、側臥位股関節外転ドロップ課題中の脳活動および筋活動の特徴が、片脚立位バランスとどのように関連するかを検討した研究です。

『側臥位股関節外転ドロップ課題における大脳皮質および神経筋活動の特徴は、片脚立位バランスと関連する』

北村 幸大さん、下田 直哉さん、重藤 隼人 助教(責任著者)

<研究概要>

 本研究では、健康な若年成人26名を対象に、側臥位股関節外転ドロップ課題と立位での静的・動的姿勢制御課題として片脚立位課題、ラテラルステップダウンテストを実施しました。側臥位課題では、検査者が支えていた下肢を離した際の脳波、股関節・体幹周囲筋の活動、骨盤加速度を計測し、下肢が離される前の「予測的姿勢制御相」と、離された後の「代償的姿勢制御相」に動作相を分類して分析しました。さらに、Elastic Net解析とよばれる手法を用いて、側臥位股関節外転ドロップ課題の神経・筋活動と立位バランスとの関連を検討しました。
 その結果、側臥位課題における腹部・股関節・体幹筋の活動、骨盤加速度、ならびに頭頂葉領域(C3領域)の脳波N1成分が、片脚立位バランスと関連することが示されました。一方、ラテラルステップダウンテストとの明確な関連は認められませんでした。
 これらのことから、側臥位股関節外転ドロップ課題は、動的姿勢制御バランスではなく、片脚立位のような静的姿勢制御バランスに関係する大脳皮質および神経筋活動の特徴を反映する可能性が示唆されました。
 本研究は、立位ではなく側臥位での簡便な姿勢でも立位バランスに関わる脳・筋機能を評価できる可能性を示しており、将来的には立位評価が難しい段階の対象者に対する安全で簡便な姿勢制御評価法への応用が期待されます。


【学生のコメント】

4回生 北村 幸大さん 

 本研究では、先行研究の整理や統計解析を用いたデータ解析など、初めて取り組む内容が多く、思うように進まない場面もありました。しかし、その都度文献を読み直し、姿勢制御について学び直しながら試行錯誤を重ねることで、一つひとつ理解を深めることができました。また、先生方から丁寧なご指導をいただき、多くの助言を受けながら最後まで研究を完成させることができました。
 本研究では、臥位で実施できる姿勢制御評価を臨床で活用できる可能性を明らかにしたいという思いを持って取り組みました。研究を通して、課題に粘り強く向き合い、根拠をもって考察する姿勢や、目標に向かって最後までやり遂げることの大切さを学ぶことができました。


4回生 下田 直哉さん

 本研究では、特に統計解析手法の理解と活用、得られた結果から推測される関係性の検討に苦労しました。ですが、指導教員や共同研究者と多角的に議論を重ねることで、納得のいく考察へ繋げることが可能となりました。臨床で活用できる手法の提供を目標に掲げ、最後までやり抜く力を身につけられたと感じています。


昨年、論文に掲載された際のニュースもぜひあわせてご覧ください。
2025年10月10日公開「理学療法学科の学生が教員とともに執筆した研究論文が国際雑誌に掲載されました」

募集学科等の略号

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学部・学科等 略号
デジタルメディア学部 デジタルメディア学科 デジ【文系型】
デジ【理系型】
工学部 ロボティクス学科 ロボ
情報工学科 情報【文系型】
情報【理系型】
建築デザイン学科 建築
文学部 日本語日本文学科日本語日本文学コース・国際日本文化コース 日文
日本語日本文学科書道コース 書道
歴史学科 歴史
歴史遺産学科 遺産
国際学部 国際学科グローバルスタディーズ専攻 GS
国際学科国際共生専攻 国共
発達教育学部 児童教育学科 児童
総合心理学部 総合心理学科 心理
経済学部 経済学科経済学専攻 経済
経済学科現代社会専攻 現社
経営学部 経営学科経営学専攻 経営
経営学科スポーツ経営学専攻 スポ
看護学部 看護学科 看護
健康科学部 理学療法学科 理学
作業療法学科 作業
救急救命学科 救命
臨床検査学科 検査
臨床工学科 臨工【文系型】
臨工【理系型】

2027年4月に国際英語学部 国際英語学科から名称変更予定。計画は予定であり変更することがあります。

本学で利用できる大学入学共通テストの教科・科目

  • 「英語」の得点はリーディング(100点)とリスニング(100点)の合計。
    「英語」でリスニングを免除された者は、リーディング100点満点を200点満点に換算(本学への受験上の配慮申請が必要。)
    詳細は、こちらをご覧ください。
  • 「国語」の得点は近代以降の文章と古典(古文・漢文)の合計(200点)。
  • 「英語」「国語」以外の科目は、200点満点に換算。
  • <選択>としている科目のうち、必要科目数以上受験している場合は教科の括りに関わらず、高得点科目から順に採用。
    (同教科内から2科目も可。例:「物理」+「化学」)。
  • 志望学科等に必要な科目を受験していない場合、「欠格」扱いとなります。
  • 本学で利用できるのは、令和9年度大学入学共通テストのみ(前年度成績の利用は不可)。

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試験科目 グループ 出題範囲
国語 「国語」
地理歴史
公民
「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」
数学 「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅰ」
「数学Ⅱ,数学B,数学C」
理科 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」
情報 「情報Ⅰ」
外国語 「英語(リーディング・リスニング)」

Q. 書道実技試験の内容は、どのようなものですか。

特技推薦・書道部門、一般選抜前期C日程の過去の出題形式は、臨書2点(漢字・かな各1点)、創作1点(漢字・かなのいずれか1点選択)、多字数書写1点(漢字・かな交じり文)です。この4点を本学が配付する清書用半紙(漢字用15枚・かな用15枚)に書いて提出するものです。過去問題については受験生サイト(https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/)に過去3年分を掲載していますのでご確認ください(2025年度以前は一般選抜の過去問題は「B日程」として公開されています)。
なお、試験当日には、毛筆(漢字用・かな用)・墨(墨液可)・練習用半紙(漢字用・かな用)を持参してください。硯・下敷き・文鎮・水差し・清書用半紙は本学が用意したものを使用してください。なお、試験開始までは本学が用意した備品の使用はできません。