2025.12.05
谷口ゼミの3回生が二条城・清水寺でフィールドワークを実施
2025年7月26日(土)、経済学部経済学科 谷口みゆき准教授のゼミに所属する3回生17名が、世界文化遺産である二条城および清水寺にてフィールドワークを実施しました。
谷口ゼミでは、2回生後期から2年半をかけて公共経済学の研究に取り組みます。ゼミ生は個人またはグループでテーマを設定し、先行研究の調査からスタートします。3回生前期では学外での調査結果に基づく政策の立案について共同研究を行うことで、実践的に学びます。
今回は、京都市でも特に観光客や参拝者が集中する二条城と清水寺でフィールドワークを実施。京都市のオーバーツーリズム問題への改善に向けた提案を目的とした調査を行いました。具体的には、それぞれを訪れた日本人および外国人旅行客を対象に、改善すべきと感じた点や京都市の中心部以外への観光に対する意識などについて、アンケート調査を行いました。

【担当教員のコメント 経済学部経済学科 谷口みゆき准教授】
まずは、京都市と清水寺にご許可いただき、教育・研究ができたことに感謝しております。
今回、アンケート調査のノウハウを学生に教えると同時に「どうすれば回答の協力を得られるのか」についてのアイデアを学ばせてもらいました。大学は半学半教の場であることを改めて実感するとともに、京都市中心部から周辺部に観光客を呼び込む政策立案の第一歩となる、貴重なデータを収集できたフィールドワークとなりました。
