卓越した看護実践を創造する
高度専門職業人を育成
看護学研究科長
梶谷 佳子 教授
看護は、人々の生老病死によりそい、その人のめざす健康を志向します。時代の変遷に伴い、人々のニーズは多様化しています。各人の有する文脈を理解し、的確な看護実践のためには学問的眼差しは不可欠です。AI時代と言われる中、看護学の独自性がこれまで以上に問われることになります。これまでに培った知識や経験を振り返り、再構築していくことが求められています。
京都橘大学大学院看護学研究科は、大学の教学理念「自立・共生・臨床の知」のもとに、2008年度より専門看護師教育課程を含む博士前期課程(修士課程)を、2014年度より博士後期課程を設置しました。人文科学・社会科学・自然科学を有する総合大学としての強みを生かした学際的な環境の中で「人によりそう看護」の創造者を養成し、看護学の発展と社会と人々への幸福に寄与することを目指しています。
さまざまな経験を有する人たちが、看護について語りあい、学びあいつつ、自身の変化を楽しめる場づくりとなることを願います。