2025.12.12
森保彦助教が第45回危険業務従事者叙勲において瑞宝双光章を受章しました
2025年11月3日(月)付で発令された第45回危険業務従事者叙勲において、健康科学部救急救命学科の森保彦助教が瑞宝双光章を受章しました。内閣府では、春秋叙勲とは別に、警察官、自衛官、消防官など著しく危険性の高い業務に精励した者に対して勲章を授与しています。


森先生は京都府下の久御山町消防本部消防吏員として永年勤務し、消防長を6年間務められました。また、これまで阪神淡路大震災での活動や東日本大震災での緊急消防援助隊活動、熊本地震緊急消防援助隊派遣など、数多くの災害出動に尽力されました。消防在籍中には多くの消防・救急・救助活動に従事し、「総務省消防庁長官功労章並びに救急功労者表彰」や「京都府知事 功労章」のほか、多くの功労章を受章されています。
また、本学ではICLS(二次救命処置)、JPTEC(外傷病院前救護)、MCLS(多数傷病者対応)、PEMEC(救急隊員による疾病の観察・処置標準化)など救急活動標準化教育の研究に注力されており、在学中に限らず、卒業後も積極的に学び知識をアップデートすることの大切さを日々指導されています。
【森保彦先生の受賞コメント】
今回、叙勲の栄に浴せましたことは、危険業務の消防活動に加え本学での消防・救急・災害に関する活動も一定評価いただけたと感謝いたしております。11月26日(木)に皇居の春秋の間で、天皇陛下拝謁において陛下から受章者に感謝の言葉を頂けましたこと、お正月の皇居一般参加で皇族の方々が手を振られて新年の御挨拶をなさるガラス越しの廊下に立たせて頂けたことも、小生の一生の宝として大変感謝しております。