2025.12.19
スポーツ経営学専攻にて学生が松井大輔客員教授へのプレゼンに挑戦!
2025年12月1日(月)、経営学部経営学科・スポーツ経営学専攻の「スポーツと社会」(授業担当教員:井澤悠樹准教授)の講義において、「Fリーグのさらなる地域密着・社会的支援の獲得に向けた展望」をテーマに、本学客員教授の松井大輔氏へ学生がプレゼンテーションを実施しました。
この提案会は、10月27日(月)、「地域社会におけるスポーツの役割を考える」をテーマに実施した松井氏の特別授業を踏まえ、Fリーグ振興というリアルな課題の解決に向けて行いました。




講義内で事前に選抜した5チームは、松井氏がFリーグ理事長として取り組むチェアズ・ミッション「プティ・タ・プティ※」に掲げる、ソーシャルグッド(社会に対して役立つ)やクロスボーダー(世代・地域・カテゴリー・スポーツの垣根を超える)、グローバルマインド(世界と繋がる)の観点などを踏まえ、プレゼンテーションに臨みました。
※フランス語で「少しずつ」の意、松井氏が取り組む日本フットサルトップリーグ2024・2025年度の目標
提案会では、企業と求職者の交流の場を提供し、地域での雇用促進と失業率改善に貢献する「地域企画ジョブマッチデー」や、アリーナの一部をイベントスペースとして活用し、地域企業と連携して学童プログラムと高齢者交流会を実施する「アリーナの地域コミュニティ拠点化」など、学生目線の施策が提案されました。
そのほか、Fリーグを活用した障害者フットサルの理解促進や、自治体と共催する季節ごとのイベント企画が提案された中、松井氏にアイデアの面白さを評価いただいた「フットサルで世界を感じる~ワールドくじフットサル~」の提案が優秀チームに選ばれました。
【優秀チーム】
「フットサルで世界を感じる~ワールドくじフットサル~」
【発表の概要】
試合の前にくじ引きを行い、くじによって選ばれた国で使用される言語でのみ試合中の会話や指示を行う、新しい形式の国際試合を提案。その国のユニフォームを着用して試合を行い、試合後にはその国の料理、音楽、文化を体験する交流会を実施し、「異文化交流の総合イベント」として開催する。このイベントを通じて、フットサルをきっかけに日本人が異文化に触れて学ぶ体験を提供することを目指す。
●発表者(経営学部経営学科・スポーツ経営学専攻1回生)
高塚翠那さん・南部苺香さん・安田大育さん・高橋孝太さん・中尾莉久さん・須佐見陸人さん


●優秀チームのコメント(高塚さん・須佐見さん)
憧れのサッカー選手である松井大輔さんに直接評価され、優秀チームに選ばれたことを嬉しく思います。プレゼンテーションの工夫としては、写真を多く使用し、わかりやすくバランスの良い発表資料にすることを心掛けました。今回の提案を通じて、自分たち自身もフットサルへの関心が高まり、実際に試合を見に行ってみたいという思いが強くなったと感じています。私たちが今回提案したアイデアが実現し、フットサルが世界に広まってほしいと思います。
●松井氏の講評
今回のプレゼンテーションでは、皆さんが自分自身を「Fリーグの社員」として考え、取り組むことが重要でした。企業の社長など成功している方々は、アイデアを出すだけでなく、実行に移しているからこそ成果を上げています。皆さんが提案してくれたアイデアを参考に、私自身もFリーグの中で実行に移せるよう、取り組んでいきます。
■経営学部経営学科スポーツ経営学専攻
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/sports/
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