2025.10.30
オーストリア海外研修を実施!

2025年8月29日(金)から9月5日(金)にかけて、工学部建築デザイン学科の学生が、河野良平教授・半海宏一准教授による引率のもと、オーストリアの首都ウィーンで海外研修を実施しました。学生らはヨーロッパの街並みや建造物に直接ふれることで、その魅力と奥深さを学びました。
研修では、ウィーンを代表する歴史的建造物などを訪問しました。オットー・ワーグナー設計のウィーン郵便貯金局や、独創的で色彩豊かなフンデルトヴァッサーハウスなど、現地でしかふれることのできない建築作品の数々を見学しました。
ほかにも、シェーンブルン宮殿の壮大な空間を通じて、建築と芸術が深く結びついていることを実感。さらに、世界遺産に登録されているヴァッハウ渓谷やメルク修道院を訪れ、自然と建築が調和する景観からも大きな学びを得ました。


毎日の研修後には振り返りの時間が設けられ、見学を通じて得た気づきや感想を学生同士で共有しました。研修後のレポートからは「実際に建築を見ることの重要性」「建築が文化・宗教・時代背景と密接に関わっていること」を実感した様子がうかがえ、海外での体験が日本の建築や文化を改めて見直すきっかけとなった学生も多いようでした。
今回の海外研修は、参加者に建築を学ぶうえで大きな刺激を与えるとともに、将来の目標や進路を考える第一歩となりました。建築デザイン学科では、今後もより多くの学生が世界の建築を体感し、学びを広げられるような機会を提供してまいります。



