学生チームが「第31回北陸の家づくり設計コンペ」で入賞! | 京都橘大学 受験生サイト

学生チームが「第31回北陸の家づくり設計コンペ」で入賞!

 オダケホーム主催「第31回北陸の家づくり設計コンペ」において、建築デザイン学科3回生の学生チームによる作品が、応募総数103点の中から佳作を受賞しました。
 受賞したのは、北川 遥也さん、建本 真孝さん、堂脇 遥人さん、平田 瑛盛さんによる「(な)護人(なごり)の家」です。

左から北川 遥也さん、堂脇 遥人さん、平田 瑛盛さん、建本 真孝さん

 

 4人は、校舎に掲示されていた本コンペのポスターをきっかけに参加を決意。今年の7月末から作業を開始し、夏季休暇中も打ち合わせのために大学で集まったそうです。
 途中で作業が停滞する時期もありましたが、コンペ経験者の建本さんがスケジュール調整をしてチームを牽引。中間発表会では、本コンペに参加した他チームとの意見交換を行ったほか、河野良平教授からもアドバイスを受けたことで考えがまとまり、完成にこぎつけました。


 本コンペでは、テーマ「支える家」のほかに「北陸の地域特性を活かした住まい」「心豊かで健康な住まい」「地域や街の景観・安心・快適への貢献」という3つの観点も求められました。
 そこで、福井県出身の堂脇さんの提案により、敷地(建築物を建てるための土地)を福井県小浜市に位置する西小川という漁村地域に設定。堂脇さんは「もともと好きな場所で、その土地の良さを知っているという自信がありました」と話します。

堂脇さんが現地で撮影した写真

 作品名にある「波護人(なごり)」はメンバーが独自に考案した言葉です。漁村に残る建築的な特徴=なごりを活かし、コミュニティの活性化と高波対策を両立しつつ、住む人と漁村全体を見護り支える住まいをコンセプトに設計。審査員からは、非常にセンセーショナルなパースが前に出ている点、また東日本大震災の際に度々社会的な話題となった、津波対策すなわち堤防を作ることがよいのかということを正面で捉えようとしている点が評価され、受賞につながりました。
 

 今回のコンペで得た学びについて尋ねると、コンペ初参加の北川さんは「10月25日(土)に開催された授賞式で最優秀賞、特別賞受賞者によるプレゼンテーションを聞いたことで、設計の意図を相手にどのように伝えるかなど、今の自分に不足している部分を知る貴重な機会になりました」と話します。
 同様に初参加の平田さんは「重視したいコンセプトがメンバーそれぞれ異なったので、意見をまとめるのに苦労した分、グループ課題ならではの充実感・達成感を感じました。今回の経験を糧に、もう一度コンペに挑戦したいと考えています」と今後の展望を語りました。
 一方、コンペ経験者の建本さんは「アイデアをより具体的に設計へ反映させるところまでは及ばなかったという後悔があります。スケジュール管理次第で、より完成度を高めることができたと思います」と課題点を振り返っていました。


 3回生は、就職活動や大学院進学、卒業制作に向けて本格的に動き出します。4人は、今回のコンペ参加を通じて得た経験を今後に活かしていきたいと意気込みを語っていました。






▼オダケホーム「第31回北陸の家づくり設計コンペ」
https://www.odakehome.co.jp/compes/compe_31/

募集学科等の略号

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学部・学科等 略号
デジタルメディア学部 デジタルメディア学科 デジ【文系型】
デジ【理系型】
工学部 ロボティクス学科 ロボ
情報工学科 情報【文系型】
情報【理系型】
建築デザイン学科 建築
文学部 日本語日本文学科日本語日本文学コース・国際日本文化コース 日文
日本語日本文学科書道コース 書道
歴史学科 歴史
歴史遺産学科 遺産
国際英語学部 国際英語学科グローバルスタディーズ専攻 GS
国際英語学科国際共生専攻 国共
発達教育学部 児童教育学科 児童
総合心理学部 総合心理学科 心理
経済学部 経済学科経済学専攻 経済
経済学科現代社会専攻 現社
経営学部 経営学科経営学専攻 経営
経営学科スポーツ経営学専攻 スポ
看護学部 看護学科 看護
健康科学部 理学療法学科 理学
作業療法学科 作業
救急救命学科 救命
臨床検査学科 検査
臨床工学科 臨工

本学で利用できる大学入学共通テストの教科・科目

  • 「英語」の得点はリーディング(100点)とリスニング(100点)の合計。
    「 英語」でリスニングを免除された者は、リーディング100点満点を200点満点に換算(本学への受験上の配慮申請が必要。
    詳細は、9月中旬発行予定の『2026年度入学試験要項』に記載)。
  • 「国語」の得点は近代以降の文章と古典(古文・漢文)の合計(200点)。
  • 「英語」「国語」以外の科目は、200点満点に換算。
  • 「選択」としている科目のうち、必要科目数以上受験している場合は教科の括りに関わらず、高得点科目から順に採用。
    (同教科内から2科目も可。例:「物理」+「化学」)。

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試験科目 グループ 出題範囲
国語 「国語」
地理歴史
公民
「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」
数学 「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅰ」
「数学Ⅱ,数学B,数学C」
理科 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」
情報 「情報Ⅰ」
外国語 「英語(リーディング・リスニング)」

本学で利用できるのは、令和8年度大学入学共通テストのみ(前年度成績の利用は不可)。