2025.12.17
小山ゼミと前田ゼミの学生が合同で与謝野町でのフィールドワークに参加
2025年11月22日(土)、経済学部経済学科の小山大介教授と前田一馬講師のゼミに所属する2・3回生20名が、正科授業「プロジェクト演習Ⅰ・Ⅲ」の一環として京都府与謝郡与謝野町にて合同でフィールドワークを実施しました。
今回のフィールドワークでは、自然豊かで歴史がある京都府北部の中でも、本学と地域連携・協力に関する覚書を提携している与謝野町に着目して活動しました。実際に現地を訪れることで、地域の魅力を自分の目で見つけて感じるだけでなく、地域の暮らしや経済について興味を深めることをねらいとしています。また、グループでの活動を通して、協働する力やコミュニケーション力、課題を解決する力を高めることも目的としています。

教員と学生らは調査の前日に与謝野町へ入り、翌朝からフィールドワークを開始。学生は夕方まで、渡された課題と地図をもとに 岩滝・野田川・加悦の3つの地域をまわり、それぞれの観光スポットを訪れました。全部で50か所以上のポイントをチェックし、写真を撮ったり、説明をまとめたり、位置情報を共有したりと、とても意欲的に取り組みました。さらに、地域の方々との交流を通してその暮らしや歴史についても深く学べたようです。

フィールドワークのあとには振り返りの時間を設け、見つけたものや調べたことを出し合い、オリジナルの地図を作成しました。また、学生・教員と町役場の方々による意見交換会も行われました。

今回、2泊3日のフィールドワークを通じ、学生らは地域の新たな魅力の発掘、観光スポットの創出、交流人ロの増加につながるヒントなどについて、探究活動を行うことができました。自身の今後のゼミでの学修や将来のキャリアについて考えるとてもよい機会となりました。