入試情報

予備校講師による入試科目別学習アドバイス

予備校講師による入試科目別学習アドバイス

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英語予備校講師による入試科目別学習アドバイス

本学の公募制推薦入試や一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

推薦入試

出題傾向

解答形式は、全問マークシート方式。

問題の構成は、大問3問。[Ⅰ]は長文(約600語)の読解問題で、設問形式は、空所補充(4題)、類義語句選択(4題)、下線部言い換え(1題)、内容真偽問題(5つの選択肢について、本文の内容と合っているかどうかを判断するもの)。英文では、いつもは冬でも比較的温暖なバンクーバーが、異例の降雪に見舞われ、雪と氷によって生活が乱れたことが描写されている。[Ⅱ]は短文空所補充問題で、標準的な語彙と文法の問題。[Ⅲ]は、日英対照形式の英文完成問題で、主に日本文に対応する英文を完成するのに必要な語彙力が試される問題であるが、文法知識を問う問題もある。内容は「折り紙の歴史」。

難易度について。[Ⅰ]の英文は、降雪による大都会の混乱を描いたもので、テーマは馴染みのものであるが、新聞に掲載されたジャーナリストの文章なので、そのスタイルに慣れていないと分かりにくい表現も見受けられる。[Ⅱ]は、5問中4問が語彙問題で、ほとんどが標準的なレベルのものである。[Ⅲ]は、形式は独特だが、内容は常識的なものなので、落ち着いて取り組めば難しいものではない。文法問題も基本的なものである。

学習対策

まず、語彙力をつけること。[Ⅰ]ばかりでなく、[Ⅱ][Ⅲ]も含めて、語彙の問題(類義語句の選択問題と語句の空所補充問題)が大きな割合を占めているので、何よりも語彙力の充実が望まれる。語彙力をつけるためには、毎日、単語・熟語集を使い、受験必修の単語・熟語を覚える努力が欠かせない。

もちろん、英文を読む力をつけることが何よりも大事なことである。そのために500~600語程度の長さの英文、それもよく入試に取り上げられるテーマの英文に数多く当たることが必要である。環境問題やネット社会についての議論など今日的なトピックの英文を読むことによって、同時に語彙力の向上が期待できる。

基本的な文法の知識を身につけることも欠かせない。英文の意味を捉えるためには、文の構造や語句の結びつきを正しく把握することが必要であることは言うまでもない。

過去問に当たって練習しておくことも大事なことである。制限時間内に必要な得点を得るにはどうすればよいのかがわかるからである。

一般入試

出題傾向

解答形式は、前期A、B、C日程、後期日程のいずれも全問マークシート方式。

問題の構成は、前期日程が大問4題、後期日程が大問3題。前期では長文読解問題が2題出題されるのに対し、後期ではそれが1題となっている。前期日程は、[Ⅰ]、[Ⅱ]ともに400~600語程度の長文読解問題、[Ⅲ]は短文空所補充問題と単語の定義選択問題、[Ⅳ]は日英対照式の英文完成問題。[Ⅰ]、[Ⅱ]の長文読解問題では空所補充、類義語句選択、内容真偽問題(各選択肢が本文の内容に「合っている」か「合っていない」か、を判断するもの)が共通して出題されている。

英文のテーマは、前期A日程[Ⅰ]「日本で感謝祭の料理を作るアメリカ人の苦労話」、[Ⅱ]「現代の消費生活が野生生物の絶滅をもたらしていること」、前期B日程[Ⅰ]「植村直己と若き登山家である日本人女性の挑戦」、[Ⅱ]「運転中のケータイ使用は是か非か」、前期C日程[Ⅰ]「日本における自動翻訳の進展」、[Ⅱ]「イスラム教徒が祈りに使う敷物と西陣織の意外な関係」である。

[Ⅲ]は、短文空所補充問題が5題、単語の定義選択問題が5題出題されている。[Ⅳ]の日英対照式の英文完成問題では、空所補充問題に加えて、整序英作文が出題されている。

後期日程の問題構成は、[Ⅰ]長文読解問題、[Ⅱ]短文空所補充問題、[Ⅲ]日英対照形式の英文完成問題となっており、長文読解問題1題少ないことと単語の定義選択問題がないこと以外は、前期日程と同じである。その長文のテーマは「遮断する権利」(就業時間外にインターネットを通じた会社などからの情報を受け取らない権利)である。

難易度については、全体として標準的なものであるが、長文問題で取り上げられている英文は、テーマが主に新聞で取り上げられるような「現代的な」ものであるために、かなり難しい。

学習対策

まず語彙力を充実させなければいけない。単語集・熟語集を利用して繰り返し覚えることが不可欠である。全体として語句の空所補充問題と類義語句選択問題の占める割合が高いだけでなく、重要語句や個々の表現の知識を問う問題が多く出題されているので、語彙力の強化だけでもかなりの得点源になる。もちろん、語彙力を充実させるためには、英文を読み解きながら、個々の語彙についての理解を深めることが大切であることは言うまでもない。長文総合問題の対策として、400~500語程度の標準的なレベルの英文の要点をつかむ練習をしよう。また、英字新聞(『The Japan Times』や『朝日Weekly』『週間ST』など)を使い、時事問題を扱う英文に触れておくことも大いに役立つ。そうした英文によく用いられる語彙や表現に慣れることも大事である。キーワードを知っていれば、何がテーマか分かりやすいからである。

また、基本文法の習得も欠かせない。文法・語法問題はもちろんのこと、長文読解問題や日英対照式の英文完成問題でも文法力を必要とする問題が出題されているからである。

過去の問題を解いて時間配分を確認しておくことも大事である。自分がどの問題で得点しやすいのか、あるいは得点し難いのかをチェックし、本番では自分の得点しやすい問題から解いていくのが得策である。

国語予備校講師による入試科目別学習アドバイス

本学の公募制推薦入試や一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

推薦入試

出題傾向

現代文から4題出題され、その内訳は文章読解問題1題、文学史の単独問題1題、敬語、比喩表現などの国語常識に関する問題1題、漢字の単独問題1題であり、前年度と若干内容が変わっている。解答方式はすべてマーク式である。

文章読解問題(選択肢4者択一、ただし内容合致問題は、6つの選択肢の中から正解2つを選ばせるもの)には例年、内容・分量ともに標準的な評論文が出題されているが、それは今年も変わっていない。本年は小松和彦『〝妖怪〟は文化と時代を超えられるか』であり、「超越的・信仰的知識」と「科学的・道具的知識」の関係性を明らかにしたうえで、人文・社会科学的研究においては従来のエティック的研究方法(観察と統計を中心とした自然科学的な研究方法)とともにエミック的研究方法(研究対象の側からの情報によって説明しようとする方法)が重要であることを述べている。入試現代文にふさわしい文章であり、量的にも適度なものである。

設問に関しては、第1問の文章読解問題は、接続語や語句の空欄補充問題、脱文補充問題、傍線部に関する設問、本文全体にかかわる内容合致問題が出題されている。問題数は5問で、昨年よりも1問減った。適度な量であり、選択肢の文も読みやすく、特に解きにくい問題はない。第2問から第4問の知識問題も標準的な良問であるので、普通に勉強していれば確実に得点できる。

学習対策

知識問題が多く出題されており、その意味で基礎的な国語常識に重点が置かれていると言える。知識問題は、確実に点数が取れる分野なので、取りこぼしをしないよう注意しよう。文学史は今年は単なる作品名の選択ではなく、あらすじを挙げそれに該当する作品を選ばせる問題が出た。多様な形式に対応できるよう練習を積んでおくこと。また、敬語・比喩法など国語常識的な問題は今後も出題される可能性があるので、習熟しておくこと。文学史、漢字、四字熟語などはそれぞれ最低でも一冊の問題集はやり遂げ、それを繰り返し、しっかりと身につくまで反復練習しておこう。

文章読解問題については評論文を中心に練習を積んでおくことが必要である。人によって得手不得手はあろうが、現代文の場合、答を決めてかかるとうまくいかないことが多い。先入観を持たずに問題文を正確に読解することを心がけよう。特に空欄補充は感覚に頼るのではなく、前後の文脈に即した語句や接続語を選ぶようにしよう。

選択肢問題も最初に答えを決めてしまうのではなく、消去法で答を絞り込むのがよい。その際、労をいとわずに本文を丁寧に比較参照しながら、選択肢を吟味すること。

脱文補充に関しても、選択肢に一つ一つ当てはめ、前後の論理的なつながりを吟味したうえで、判断を下すことを心がけよう。安易な即断はくれぐれも禁物である。

一般入試

出題傾向

各日程ともに、現代文から大問4題が出題されている。内訳は、前期のA・B・C日程が文章読解問題(選択肢は主に4者択一)が2題、文学史の単独問題が1題、四字熟語、慣用句の単独問題が1題であった。後期日程については、文章読解問題(選択肢は内容合致が6者から二つ選ばせる形式、他は全て4者択一)が1題、文学史、慣用句、漢字の単独問題がそれぞれ1題ずつであった。解答方式は全てマーク式である。

文章読解問題は各日程ともに全て評論文である。内容は多岐にわたっており、タイトルで一例を示すと、國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学』、北山晴一『衣服は肉体になにを与えたか』、瀬川拓郎『アイヌの沈黙交易』、末木文美士『草木成仏の思想 安然と日本人の自然観』などである。特に読みにくい文章とは言えないが、制限時間内で正確な読解をするためには、普段から問題集等で社会科学系の評論文に慣れておく必要があるだろう。なお、問題文の分量は適度なものなので、あせらず丁寧に読むことに努めよう。

設問内容については、文章読解問題では、接続語や語句を補充する空欄問題、脱文補充問題、傍線部に関する設問、本文内容合致問題等が出題されている。ただし前期日程の本文内容合致問題は、C日程のⅠ以外は合致するものを二つ選ばせる形式なので注意すること。選択肢の表現は素直で読みやすく、適度に差別化されているので、解きにくい問題は見当たらない。知識問題については、文学史がやや難しめと言えよう。詩や俳句に関する出題や、発表年代、機関誌や雑誌名、書き出しなど多岐にわたり、かなり突っ込んだ内容が問われているので留意しておこう。四字熟語や慣用句は順当なものであり、普通に勉強していれば問題はない。

学習対策

前期日程では、大問2つを文章題が占めている。したがってここでの得点が合否の鍵を握る。

文章題の出典は評論文なので、普段から問題集等で社会科学系の文章に慣れておかなければならない。出題されている文章の内容はやや難解なものも含まれるが読みにくいものではなく、また量的にも適度なものなので、日頃の練習量が決め手になるだろう。決して感覚的な勘などに頼るのではなく、文章の筋道を正確に丁寧に読み取ったうえで判断するように心がけよう。

特に接続語の空欄補充に関しては、安易な判断は禁物である。少し時間をかけてでも丁寧に考えなければならない。脱文補充も選択肢の一つ一つに当てはめて、文脈に合った適切な個所を慎重に見極めるべきである。傍線部に関する設問、内容合致問題については、正解を最初から決めてかかるのではなく、選択肢を比較考量し、どれがより正解に近いかという観点から検討するやり方がよい。いずれにしても、普段から過去問や問題集にあたり、自分に合った勉強方法を確立しておくことが重要である。

知識問題は文学史がやや難しめであり、ここでの取りこぼしは合否を左右しかねない。したがって、単に作品名を暗記するだけでは十分とは言えず、詩や俳句の分野、作品の成立年代、機関誌や雑誌名、書き出しなどに習熟しておかなければならない。問題集を一通りやり終えたら、反復練習して記憶を完全に定着させることが必須である。また、国語便覧等を適宜参照し、情報をより多く蓄えるようにしよう。後期日程の場合、知識問題が多く出題されているので、以上述べたようなことに留意して、最善の取り組みをしておこう。

数学予備校講師による入試科目別学習アドバイス

本学の公募制推薦入試や一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

推薦入試

出題傾向

大問3題で、[Ⅰ]は各分野の基本問題が5題、[Ⅱ]は前半が回転により重複が生じる順列の問題、後半は幾何の知識から二次関数を作る問題、[Ⅲ]は三角形と円を組み合わせた図形において、さまざまな定理を適用させる応用問題がそれぞれ出題されている。また、解答形式はすべて空所を補充するマークシート方式である。

出題範囲は数Ⅰと数A(場合の数と確率、図形の性質)で、各分野からバランスよく出題されている。また、中学で学習する重要な知識を含ませた問題も見られ、今までに養われてきた数学に対する総合力のレベルを判定することに主眼が置かれている。

難易度は教科書の例題から章末問題までのレベルが中心を占めているが、型通りの問題ばかりではなく、基礎力に加え応用力を必要とするものも含まれている。

分量は試験時間に対して適量である。ただし、これは各分野の内容が十分に理解され、定理や公式を的確に使うことができ、さらに確かな計算力が備わっていることが前提となる。

学習対策

基本問題を中心に、難問ではないが応用力を必要とする問題が見受けられるので、教科書を主とする学習が最も効果的である。なぜなら、教科書では各分野で扱う重要な概念、それに関連する具体的な事項や定理・公式が系統立てて説明されているからである。

教科書の内容が十分に理解できているか否かを知るためには、例題を解いてみるのがよい。解けなかった時は、その原因が単なる計算ミスであったのか、内容の理解不足であったのかを知り、それに対応した対策を講じることが大切である。後者が原因の場合は、解法を目で追うだけではなく、関連事項を再確認しながら解き直してみるのが効果的である。この作業により、分野それぞれに特有の数学的な考え方が自然な流れとして整理された形で頭に入っていくのである。その結果、型通りの出題のされ方でない問題にぶつかっても、少し考えると定番の問題に帰着することに気がつき、応用力が増すことになるはずである。

例題が解ければ、その類題である練習問題、さらに応用となる章末問題や学校で用いている問題集で演習を積んでおこう。この時の答案づくりは、途中経過も書く記述式がよい。記述式だと、考えを整理しながら解き進めることになり、正解に至る過程が強く認識されるからである。

最後に、出題されている分野に偏りがないので、苦手な分野を作らないこと、また最終結果のみで採点されるマークシート方式なので、確実な計算力を付けておくことも忘れないでほしい。

一般入試

出題傾向

前期A、B、C日程は大問4題で、[Ⅰ]は各分野の基本問題5~6題から成る小問集合、[Ⅱ]は2つの分野から基本~標準レベルの代表的な問題が1題ずつ計2題、[Ⅲ]と[Ⅳ]はそれぞれ一つの題材を用いて様々な事項を小問で問いながら、基礎力から応用力まで幅広く学力を問う問題となっている。また、解答形式はすべて空所を補充するマークシート方式である。

出題内容は、数Ⅰと数A(場合の数と確率、図形の性質)の全分野から偏りなく出題されていて、数学を学ぶ上で必須条件である基本的な計算力、各分野で学習する内容に対する理解度、論理的な思考展開ができるか否か、与えられた条件を正しく数式化する力など、さまざまな方向から数学の総合的な能力を見るものになっている。特に、平面および空間図形を的確に把握する能力を重視しているようである。

難易度は、教科書の例題から章末問題のレベルが中心となっているが、中学で学習する図形の基本的な性質や割合の概念を取り入れながら、思考力を必要とするやや複雑な問題も数題出されている。

分量は、内容を理解し十分な演習を積んできた受験生にとっては、試験時間内で処理できるものになっている。

学習対策

典型的な基本問題も多く出題されているが、応用力を必要とするややレベルの高い問題も出されている。したがって、各分野で扱う重要な概念、それに関連する具体的な事柄や定理・公式が系統立てて説明されている教科書を中心に学習するのが効果的である。

教科書の例題は代表的な問題を取り上げているので、完答できるだけの基礎力を付けておくことが最低条件である。例題が解けないときは、解法を目で追うだけにせず、教科書の関連事項を扱っているところを読んだ上で再び解いてみることが大切である。次のステップは章末問題、学校で用いている問題集で演習を積むことによって、柔軟な思考力と応用力を養うことである。問題演習の時は、必ず記述式の答案づくりを心掛けてほしい。この方法なら過程を常に意識することになるので、自然に知識が整理され、論理展開の仕方を上達させることが可能となる。また、最終結果でしか判定されないマークシート方式なので、最後まで計算を確実に実行することが重要である。

最後に、出題範囲についてのアドバイスであるが、全分野からバランスよく出されているので、苦手な分野を作らないこと。中でも図形を扱った問題が多く出題されているので、与えられた図形の特殊性を見抜き、それを利用する力を養っておくことが望まれる。

日本史予備校講師による入試科目別学習アドバイス

一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

一般入試

出題傾向

2018年度では、A・B・C日程ともに大問3題、小問(解答数)50題が出題された。本文(リード文)は、各大問でそれぞれが120字~300字程度の文章4~5文から構成され、そこに施された下線部や空欄に対して設問があり、解答形式はすべてマーク式である。本文はおおむね古代~近現代の政治史をテーマとした記述であるが、各設問では、政治史以外に経済・外交・文化史にも触れており、時代・分野ともにバランスよく作問されている。なお原始時代や戦後史からの出題は少なく、原始時代はC日程で1問(弥生時代・吉野ヶ里遺跡を選択する)のみ、戦後史はA日程が3問、B、C日程はそれぞれ2問ずつ(いずれも1960年代前後まで)であった。

設問は語句選択問題が40%前後(その半分程度は2種類以上の語句の正しい組合せを選ぶ問題)、短文の正(誤)文を選択する問題が60%前後で、ほかに史料・図版(絵図、美術作品など)地図(日本、東アジア)などを使用した問題や年代配列の問題が全体の15%前後あり、設問の形式には様々な工夫がこらされている。

設問は教科書の範囲内から出題されており、難易度は標準レベルである。ただし60%前後をしめる短文の正(誤)文選択問題では選択肢の大半が5つの短文(センターテストや他大学入試では4者択一形式が比較的多く一般的)からなり、分量はやや多めで、60分という限られた時間内で手際よく解答していく必要がある。

学習対策

いずれの問題も教科書の範囲内の標準レベルで出題されている。受験生はまず教科書の徹底的な学習が望まれる。教科書では、政治史を中心に歴史の流れの全体像をおさえた上で、そこに文化・経済・外交などを関連づけて理解するようにしよう。また史料・図版・地図などからの出題については、教科書にも掲載されよく知られているものが大半である。教科書は本文だけでなく、掲載されている史料・図版・写真などにも必ず目を通しておく必要がある。余裕があれば、日本史の史料集や図説資料を用いた学習も心懸けよう。

地図からの出題は、2018年度はA日程大問Ⅰの問10(日本列島図)、B日程大問Ⅲの問9(中国沿岸図)、B日程大問Ⅰの問1(東アジア図)、C日程大問Ⅱの問15(日本列島図)の計4問であり、本学では頻出の問題である。地図問題は、日本地図が出題される場合は、地方を舞台とした人物や争乱・事件、遺跡・遺構からの出題が大半であり、東アジアの地図では、日本と関わった歴代王朝や主な都市の位置が問われる。

さて合否に大きく関わってくるのは、短文を選択肢とした正文(誤文)選択問題であり、先に述べたようにその割合は全体の6割前後を占めている。こうした問題に対応するには、歴史用語の丸暗記だけでは正答を導くことは難しく、上記のように、歴史の流れの全体像を理解することが不可欠である。そのためには、個々の出来事の因果関係や関連項目の正確な知識が要求されるので、同種の数多くの問題にあたり、解いていってほしい。その際に大切なことは、答を間違った場合への対策である。ただ漠然と正答を見るのではなく、なにゆえに間違ったのか、自分自身で検証しておくことが必要である。そうすることで、自分の学習の不十分な点が明らかになるから、不十分な点を改めて徹底的に学習しておけば、同じ間違いを繰り返すことはないだろう。

合格への最も効率的な学習は、本学(京都橘大)の過去問を解くことで、出題傾向・出題形式に慣れることである。そのうえで、センターテストや他大学の過去問も活用し、入試に向けての実力を養成してほしい。

世界史予備校講師による入試科目別学習アドバイス

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一般入試

出題傾向

大問4題、小問50問で全問マークシート方式。4題ともオーソドックスなリード文中の空欄や下線部についての設問で、小問50問のうち、単語を答えさせる問題が20問程度、4つの短文から正しいもの、あるいは誤っているものを選ばせる問題が25問程度、それ以外では3つの短文を時代順に並べさせる問題や年表を使った問題、地図や写真を使った問題も出題されている。

Ⅰ・Ⅱは欧米史で、2018年のA日程Ⅰが古代ギリシア・ローマ史、Ⅱがウィーン会議以降の19世紀のヨーロッパ各国の歴史を扱ったように、教科書の記述に沿った内容のリード文が多い。Ⅲ・Ⅳはアジア史で、例年Ⅲが中国以外のアジア史、Ⅳが中国史と明確に分かれている。Ⅲの時代・地域はさまざまであるが、イスラーム史が扱われる場合がほとんどである。

時代は古代から現代までまんべんなく出題されており、第二次世界大戦後からの出題も見られる。分野は政治史が中心であるが、設問では少数ながら文化史からの出題も見られる。

難易度は、いずれも教科書の記述の範囲内で問題が作成されており、標準的である。正誤を判定する問題の一部には判断に迷う短文も見られるが、その場合は他の短文の正誤の判定が明らかであり、消去法で解答できる場合が多い。分量は、正誤判定問題にじっくり取り組んだとしても、60分の制限時間内で充分解答できる。

学習対策

教科書中心の学習で充分に合格点に達することができるが、設問の半分以上を占める正誤判定問題に対応できなければならない。そのためには、単に歴史用語を覚えるだけではなく、その内容や前後の経緯などを理解しなければならない。例えば、「カノッサの屈辱」なら、どういう事件なのか(ローマ教皇が神聖ローマ皇帝を破門し、神聖ローマ皇帝がローマ教皇に謝罪)、なぜ起こったのか(ローマ教皇と神聖ローマ皇帝が聖職叙任権をめぐって対立)、事件の結果どうなったのか(教皇権が強化に向かった)を含めて頭に入れていなければならない。正誤判定問題の誤りの文章は、事件の名称が誤っているだけでなく、事件の内容が誤っている、事件の原因説明の部分が誤っている、事件と事件の前後関係が誤っているなど、さまざまなパターンがあるからである。教科書の文章をよく読んで、歴史の流れをしっかり把握することが重要である。歴史の流れをつかむことは、短文を時代順に並べる問題や、年表を使った問題に対応する上でも必要である。

欧米史はまんべんなく学習することが求められるが、アジア史は中国史が頻出分野なので確実に対策をとっておきたい。さらに、イスラーム史は同じく頻出分野でありながら、苦手な受験生も多く、差がつきやすい分野なのでしっかり学習しておくことが必要である。また、文化史もおろそかにしないようにしたい。

数は少ないが、地図や図版を使った問題も出題されるので、教科書に載っている地図や写真には目を通しておくことが望ましい。

以上のような傾向と対策は、本大学の実際の入試問題を解くことによって実感できるので、本大学の過去問を解くことは、有効な学習対策になるだろう。

化学予備校講師による入試科目別学習アドバイス

一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

一般入試

出題傾向

A日程、B日程とも、問題数は大問4題で、試験時間は60分である。例年通り[Ⅰ]は小問集合、[Ⅱ]は理論化学分野、[Ⅲ]は無機化学分野、[Ⅳ]は有機化学分野からの出題であり、[Ⅱ]~[Ⅳ]はいずれも〔1〕と〔2〕に分問されている。[Ⅰ]と[Ⅱ]は「化学基礎」、[Ⅲ]と[Ⅳ]は「化学」からの出題であり、解答形式はすべてマークシート形式である。いずれも標準レベルの問題であるが、分量がやや多いので時間的余裕はない。各分野からバランスよく出題されているが、理論化学分野については[Ⅰ]と[Ⅱ]の「化学基礎」からの出題に限定されるので、結晶格子、気体、溶液(濃度以外)、熱化学、反応速度と化学平衡、電池と電気分解に関する計算問題は皆無であり、この傾向はこれからも続くと思われる。

[Ⅰ]の小問集合では、教科書の序章「生活の中の化学」から1題、あとは混合物の分離・精製、原子構造、同位体と同素体、化学結合と結晶の性質、溶液の濃度計算、化学反応式の係数決定などが出題された。[Ⅱ]の理論化学分野は、昨年、一昨年と同様、中和反応および酸化還元反応と、その応用としての滴定実験が出題された。[Ⅲ]の無機化学分野も例年と同様、〔1〕が非金属元素の単体・化合物の製法・性質、〔2〕が金属元素の単体・化合物の製法・性質が出題された。また、[Ⅳ]の有機化学分野でも例年と同様、〔1〕が脂肪族化合物、〔2〕が芳香族化合物についての出題であった。

学習対策

本大学は教科書の内容の理解度に重点を置いているので、教科書を精読し、教科書準拠の問題集で解答練習をすれば合格点は取れる。また、計算問題については電卓を用いずに日頃から筆算で解くようにすると、本番での計算ミスを減らすことができる。

「化学基礎」からの出題では、教科書の序章に記載された身近な化学物質として、プラスチック、金属、洗剤などを題材とした問題が含まれるので、見過ごさないように注意すること。また、中和滴定と酸化還元滴定については、例年かならず出題されており、他の問題に比べてやや難度の高い内容が含まれるので注意する必要がある。

無機化学分野では、主要元素の単体・化合物を中心に、金属イオンの分離・分析および気体の製法・性質、さらにはアンモニア、硝酸、硫酸、炭酸ナトリウムの製法といった無機化学工業にも注意を払う必要がある。題材が広範囲にわたっているが、問題を繰り返し解くことで正確な知識を身につけることができる。

有機化学分野では、基本的な有機化合物の性質と反応のまとめが必要である。また、アルケン、アルキンおよびベンゼンを出発物質とする重要な有機化合物の合成経路も正確に押さえておきたい。今年度は分子式の決定や異性体数に関する出題は見られなかったが、最重点事項であることに変わりはない。

いずれの問題も基本的内容が中心であるから、不注意による単純ミスや計算ミスをしないように注意すること。

生物予備校講師による入試科目別学習アドバイス

一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください。
過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

一般入試

出題傾向

一般入試前期A日程、前期B日程ともに、大問4題から構成されており、そのうち2題は「生物基礎」から、2題は「生物」から出題された。解答様式はすべてマークシート式だが、複数の用語の組み合わせの選択、計算問題、文章選択など問題形式は多様であった。

A日程の出題は、Ⅰは生物基礎の範囲で複数の単元にわたる小問集合であった。Ⅱの「恒常性」では、腎臓の構造やホルモンの作用、尿素の再吸収率を問う計算問題が、「バイオーム」では、表で与えられたデータとグラフを用いる、図の解析力と知識を融合させる問題が出題された。Ⅲはやや難易度が高く、「生命現象と物質」では、タンパク質の構造や酵素のはたらきなどの文章選択問題、酵素の反応速度に関してグラフを選択する問題、複数の用語の組み合わせを答える問題が、「遺伝子のはたらき」では、転写と翻訳のしくみなど「遺伝情報の発現」に関する内容が出題された。Ⅳは「植物の環境応答」から、植物の花芽形成と光周性に関する内容が出題された。実験結果から結論を導く問題や、花芽形成における遺伝子のはたらき(ABCモデル)も出題された。

B日程の出題は、Ⅰは生物基礎の範囲で複数の単元にわたる小問集合であった。Ⅱの「免疫」では、用語の組み合わせの選択問題、免疫に関する文章選択問題、実験の結果を類推する問題が、「生態系」では、生物と環境の関係、キーストーン種とその影響に関する考察問題が出題された。Ⅲでは「生殖と発生」から、減数分裂に関する問題、連鎖遺伝と組換え価の計算問題が出題された。Ⅳでは「生物の環境応答」から、動物の行動に関する内容が出題された。用語選択だけでなく、実験結果から結論を導く問題が出題された。

出題範囲のほぼすべてが網羅され出題されている。試験時間の60分は全問を解答するのに十分な時間であるものの、文章選択問題ではしっかりと選択肢を読み込む必要があり、計算問題や実験問題なども含まれるため効果的に配分する必要がある。

学習対策

複数の用語を組み合わせて選ぶ問題や、選択肢が文となっている設問が多い。このような問題で正解を選ぶためには多くの正確な知識が必要であり、教科書記載の生物用語などをしっかりと理解できているかどうか、確認しておく必要がある。教科書を読み込み、太字になっている用語はもちろん、示されている図やグラフもともに覚えるような、複合的な学習が望ましい。本学の入試には、実験問題が含まれるが、これはすべて教科書に記載がある実験であり、実験の意義や結果の理解が正解に繋がるためである。

計算問題は、例年数題は出題される。 “細胞周期”、“制限酵素の切断部位の出現確率”、 “タンパク質合成に用いるDNAの塩基数”、“ミクロメーター”、“腎臓の再吸収率”、“神経の伝導速度”、“呼吸における酸素消費量”、“光合成のグルコース産生量”などの典型的な計算問題は必ず一度は学習しておく必要がある。