文学部 日本語日本文学科

平山知奈さん
(兵庫県・姫路高等学校出身)

ー 京都橘大学を受験しよう(入学しよう)と思った理由(きっかけ)を教えてください。

私自身が書道の知識や技術が身につく喜びと自信を得た経験から、書道の楽しさ、魅力をより多くの人に伝えるために、将来は書道の先生になりたいと考えていました。そこで全国日本高校大学書道展で優秀校の常連である京都橘大学に興味を持ちました。書道教員免許の取得ができること、書道界でたいへん有名な先生方のご指導を直に受けられることが、受験の決め手となりました。

ー 実際に京都橘大学に入学して、「受験した時に抱いていたイメージ」と違った点、その通りだった点などを教えてください。

高校時代はお手本・古典を見て書く臨書、大きなものでも半切サイズ(約35cm×約136cm)までしか書いたことがありませんでした。大学では自分自身で詩文を決め、中には縦が2m越えと自分の身長よりも大きい紙で創作作品を作り上げることに驚きました。最初は不安もありましたが、先生方の丁寧な指導や周りのアドバイスをもとに練習を重ねることで実力の向上を感じることができています。先生や先輩・友達に相談しやすい環境が整っている点はイメージ通りで安心しました。

ー 今、大学生活で一番充実している(楽しい)と感じることは何ですか?

仲間と共に展覧会ヘ向けての制作に励んでいる時が、最も充実していると感じます。全国高校大学書道展や部で開催する橘花展などの展覧会に向けて、日々、作品制作に励んでいます。集中期間であれば、大学に夜9時頃まで残って練習したり、土日も大学に来たりひたすら書に打ち込んでいます。大変だと感じることもありますが、先生方のご指導や共に励む仲間との交流がモチベーションアップに繋がり、それが私の青春でもあります。

ー あなたが感じている、京都橘大学の魅力(ここが他の学校と違う!という点)を教えてください。

1つのキャンパスに全ての学部学科が集まっていることです。授業だけでなく、部活動や委員会活動、オープンキャンパススタッフとしての活動を通して、普段関わらないような自分と違う学域を専攻している人たちと繋がりを持つことができます。それと同時に様々な見方や考え方を互いに共有できるため、視野が広がりました。

ー 将来の夢を教えてください。

将来の夢は、高校の書道の先生になることです。私は今までにたくさんの習い事をしてきましたが、「上達した」と初めて実感できたのが書道でした。これは指導して頂いた書道教室や高校の先生方、また共に励んできた仲間達の支えがあってこその上達だと思います。書道の魅力をより多くの人に発信していくため、培った技術等を先生方のようにコミカルに、かつ丁寧でわかりやすく伝えられる高校の書道の先生になりたいと思っています。

ー 大学生活での目標(取得したい資格や身に付けたい知識・経験等)は何ですか。

一番の目標は、高等学校教諭一種免許状(国語・書道)を取得することです。取得するために、日々の勉強や練習はもちろん、国語・書道に関する最新情報を取り入れることができるように先生方や同コースの方との対話の機会を大切にしています。また、せっかく京都に下宿しているので、京都の歴史遺産や観光名所を巡りつつ、京都検定を受験しようと考えています。ちなみに私のオススメ名所は京都御所です!御所に植えられている「右近の橘」は、本学の学名の由来にもなっています。とても落ち着く場所で特に桜・紅葉の季節は本当に綺麗なので行ってみて下さい!

ー 学業以外で励んでいること(ボランティアやサークル活動、アルバイト等)はありますか?

学業や部活動と両立できるように単発バイトをメインにしています。過去にはイベントやワクチン接種会場の受付スタッフなどをしました。様々な職種の経験ができると同時に、普段あまり接する機会がない方々とも関わることができ、アルバイトを通して幅広い知識や経験を積むことができています。

ー 学部学科の魅力、魅力に感じた授業は何ですか。

漢字・かなの書道実技の授業です。先生のお手本を共有しながら、書の特徴やポイントなどをわかりやすく効果的に学べます。また、学生間でもお互いの書を批評し合ったり、書についての話し合いをする場面もあり、自分自身の書へ活かすことができるため大変魅力的に感じます。

ー 「京都橘大学のここがすごい!」を自慢してください。

先生や友達との距離感が近いことです。特に書道コースは他学科に比べてより小人数のため、気軽に先生や友達に相談したりアドバイスをもらいやすく、授業や日々の練習に生かすことができるので自分自身の成長に繋がっています。

ー 京都橘大学を受験する高校生のみなさんにひとこと。

過去問や似た系統の問題をひたすら解くこと、それを身近な先生に採点・添削してもらうことを繰り返すことが合格への一番の近道だと私は考えます。諦めずに受験勉強を頑張ってください!!京都橘大学で待っています!