文学部 歴史学科

前田里桜さん
(滋賀県・虎姫高等学校出身)

ー 京都橘大学を受験しよう(入学しよう)と思った理由(きっかけ)を教えてください。

小学生の頃から京都橘大学の広告を見かけることがあり、私にとって身近な大学でした。幼少期から歴史に関心があり、「歴史といえば京都」というイメージがあったので、京都の様々な大学のオープンキャンパスに参加しました。たくさんの講義を受けるなかで、京都橘大学なら地の利を生かした学習ができると感じ、受験を決めました。

ー 実際に京都橘大学に入学して、「受験した時に抱いていたイメージ」と違った点、その通りだった点などを教えてください。

受験した時は自由度が高い大学というイメージを抱いていました。実際に入学してみて自由度が高いのは学生の向上心が高く、行動力があることと、やりたいことを実現できる環境が整っているからだと感じます。近年サークルや登録団体の数が増えていることからも、学生の自主性を感じられます。

ー 今、大学生活で一番充実している(楽しい)と感じることは何ですか?

大学生活で一番充実していると感じることは、委員会活動です。生協学生委員会に所属し、新入生向けの説明会やイベントを中心に企画運営をしています。今年度は、私が提案し実現した履修登録相談会に多くの新入生が参加してくれました。準備は大変ですが、新入生が笑顔で帰っていく姿を見ると、達成感と満足感が得られて次へのモチベーションに繋がります。

ー あなたが感じている、京都橘大学の魅力(ここが他の学校と違う!という点)を教えてください。

京都橘大学の魅力は自習スペースが充実していることです。私は自宅から約2時間かけて通学しているため、授業前や空きコマに自習スペースで課題をすることが多いです。お気に入りは、図書館1階のフォレストコモンズです。物静かであたたかな光が差し込む場所で、集中したい時に利用しています。またAdobe社のアプリがインストールされたPCが設置されており、自由に利用できるのも魅力的ですね。

ー 将来の夢を教えてください。

今はまだ明確に決まっていませんが、歴史学科で学んだ知識や経験を活かせる職に就き、有事の際は予備自衛官として活躍したいと考えています。

ー 大学生活での目標(取得したい資格や身に付けたい知識・経験等)は何ですか。

博物館学芸員の資格取得を目標に取り組んでいます。また、世界遺産検定や京都検定にもチャレンジしたいと考えています。

ー 学業以外で励んでいること(ボランティアやサークル活動、アルバイト等)はありますか?

学内では、後輩学生をさまざまな面からサポートするオリタ―や、学業面をサポートするラーニングアシスタント、またオープンキャンパススタッフとして活動しています。学外では、古本屋のデータ入力、試験監督、巫女などのアルバイトをしています。古本屋では古文書や古地図を扱うことがあり、貴重な一次資料に触れ、授業で学んだ「くずし字」の知識を活かすことができるのでやりがいを感じています。また、長期休暇を利用して予備自衛官補の訓練に励んでいます。忙しいですが、充実した日々を過ごせています。

ー 学部学科の魅力、魅力に感じた授業は何ですか。

同じ文学部の日本語日本文学科や歴史遺産学科の授業を受けられることが魅力だと思います。私は1回生の時に受講した「文化財行政論」がきっかけで文化財の保存方法や保存にあたっての課題などに興味を持つようになりました。こういった内容は歴史遺産学科寄りの授業ですが、大学では自分の興味関心に合わせて授業を組むことができるので、今は専門の現代史を勉強しながら文化財の保存についての学びを深めています。

ー 「京都橘大学のここがすごい!」を自慢してください。

京都橘大学の自慢できるところは、教員や職員のサポートが手厚いことです。ゼミでの報告前に上手くまとめられず悩んでいた時、研究室に伺うと何が足りないのか、どういった方向性で進めていくのが良いのか、答えではなく考え方を教えていただきました。また、就職活動も職員の方が親身になってサポートしてくださると、先輩からよく聞いています。

ー 京都橘大学を受験する高校生のみなさんにひとこと。

京都橘大学は文理さまざまな学科が集まる総合大学です。進路に悩んでいる高校生は各学科について調べてもらうと、自分の隠れた適性に気づくきっかけになるかもしれません。また、入試選考の種類によっては興味のある複数の学科を併願して受験することができ、合格のチャンスを増やすことができます。自分の力を信じて、最後まで全力を尽くしてください。入学後に会えることを楽しみにしています。