看護学部 看護学科

大園奈槻さん
(滋賀県・石山高等学校出身)

ー 京都橘大学を受験しよう(入学しよう)と思った理由(きっかけ)を教えてください。

看護師に加えて保健師、助産師、養護教諭の資格取得を目指せるため、自分の興味に合わせて学びを深めることができると思いました。また総合大学という点も重視しました。看護師は対人援助職であり、様々な考えを持つ人と関わりながら看護を実践していくため、医療以外の分野にも興味を広げ、多種多様な考えを持つ学生と関わりを深めたいと考え、受験を決めました。

ー 実際に京都橘大学に入学して、「受験した時に抱いていたイメージ」と違った点、その通りだった点などを教えてください。

少人数クラスのイメージを持っていましたが、想像していた以上に先生との距離が近く手厚い指導が受けられます。中には1クラス10人の授業があります。発言しやすい雰囲気があり全員で意見を出し合いながら学びを深めることができます。演習の際には学生6人に対して先生が1人ついてくださるため、質問や相談もしやすく、丁寧に教えてもらうことができます。

ー 今、大学生活で一番充実している(楽しい)と感じることは何ですか?

自分の学びたい分野の勉強ができることです。高校生までは基本的に皆同じ授業を受けますが、大学では自分の興味ある内容を専門的に学ぶことができるため楽しく感じます。難しい内容を扱うこともあり悩む時もありますが、一緒に頑張る仲間が身近にいることで助け合って勉強することができています。グループワークも多いため、特定の友達だけでなく多くの友達と関わることができ、大学生活が充実したものになってます。

ー あなたが感じている、京都橘大学の魅力(ここが他の学校と違う!という点)を教えてください。

学ぶ環境が充実していることです。大学内に学習スペースが多数設けられており、落ち着いた環境で学習することができます。また、実習室が開放されているため空き時間を使って基礎練習をすることができたり、時には先生方から直接教えていただくこともあります。授業時間外も手厚く指導してくださるため、確かな知識と技術を身に付けることができます。

ー 将来の夢を教えてください。

患者さんが持つ疾患だけでなく、その方の生活全体を看ることができる看護師になりたいです。実習では患者さんの入院前と入院中の生活を比べて、精神的、社会的に負担になっていることはないかを確認し、これらの部分にも介入できるように意識して看護を行っています。常に患者さんが中心であり、患者さんの反応に応じた看護を提供できるように知識だけでなく、患者さんとの関わり方やコミュニケーションの取り方を学び続けて行きたいと思っています。

ー 大学生活での目標(取得したい資格や身に付けたい知識・経験等)は何ですか。

将来のキャリアの幅を広げるために、養護教諭の資格取得を目指しています。看護師として働くための医療の知識はもちろんのこと、学校保健に関する知識を持って教育的な視点も学び、それぞれの知識を看護と教育の両方に生かしていきたいと考えています。

ー 学業以外で励んでいること(ボランティアやサークル活動、アルバイト等)はありますか?

救急救命サークルに所属し、救急救命学科の学生と一緒に救急に関する知識や技術を学んだりボランティア活動に参加しています。同じ医療分野でも看護とは異なった視点で患者さんを捉えるため、新しい学びを得ることができます。ボランティア活動では小学生やその保護者へ心肺蘇生法等の知識を普及する活動を行っています。こうした活動が初対面の方とのコミュニケーションの取り方を学ぶ機会にもなっており、看護の基礎となる力に繋がっていると感じます。

ー 学部学科の魅力、魅力に感じた授業は何ですか。

授業内でグループワークをする機会が多く、ディスカッション能力やコミュニケーション能力を養うことができるところです。授業では話す内容についてだけでなく、表情や口調、抑揚の付け方など言語以外の非言語コミュニケーションについても体験しながら学びます。看護を提供する上で、患者さんと良好な信頼関係を築くことは、正しい情報を得るためにも必要不可欠です。また、看護師同士や他職種の方と連携するためにも円滑なコミュニケーションを図ることは重要だと考えています。

ー 「京都橘大学のここがすごい!」を自慢してください。

京都橘大学は、学生が主体的に学べる環境が整っています。学生が「こうしたい」と意見を言うと反映してもらえることが多かったり、授業以外のサポートも手厚く、学習内容でわからない所があれば丁寧に対応してくださります。また、主体的に学ぶ中でも助言をくださり、より自分の考えを深めて学び続けることができるため自分のなりたい看護師像を考えることに繋がっています。

ー 京都橘大学を受験する高校生のみなさんにひとこと。

受験校を選ぶ上で、高校よりも選択肢が多く悩むことがあるかもしれません。私自身、どこの大学がいいのかわからず悩んでいる時期がありました。そんな時は、大学のホームページを見るだけでなく、オープンキャンパスに参加してみることをおすすめします。実際に大学の雰囲気を感じてみると自分のやりたい事、学びたいことが具体的にイメージできるようになります。人生の分岐点で苦しい時期ではありますが、頑張った先には楽しい大学生活が待っていると思います。1日1日を大切に頑張ってください!