文学部 日本語日本文学科

坂本彩海さん
(和歌山県・新宮高等学校出身)

ー 京都橘大学を受験しよう(入学しよう)と思った理由(きっかけ)を教えてください。

オープンキャンパスに訪れた際、学校の雰囲気が自分に合っていると感じたことがきっかけです。明るさと穏やかさを両立させている、過ごしやすそうな大学だと感じました。その後「キャリアに強い文学部」を掲げていることを知り、受験を決意しました。「文学部は就職に弱い」という意見を耳にして悩んでいたので、「キャリアに強い」という言葉はかなり魅力的でした。

ー 実際に京都橘大学に入学して、「受験した時に抱いていたイメージ」と違った点、その通りだった点などを教えてください。

イメージと違った点は、先生方と学生との距離感です。「大学は高校に比べて、先生と学生の距離が遠くなる」と聞いていたので、仲良くお話したり相談に乗っていただいたりすることは少ないだろうと思っていました。しかし実際は、休み時間に雑談したり、進路相談に乗っていただいたりと、イメージとは違う距離感、関係性を築くことができています。イメージ通りだった点は、学校の雰囲気です。オープンキャンパスの際に感じた通り、明るさと穏やかさのバランスが取れていて、雰囲気が良いと感じています。

ー 今、大学生活で一番充実している(楽しい)と感じることは何ですか?

大学生活で一番充実していると感じることは、委員会活動です。生協学生委員会に所属し、大学生活説明会やパソコン講座、新入生歓迎会などの企画運営を行っています。新入生や保護者の方から「参加してよかった」「企画してくれてありがとう」といった声をいただいたときは、特に充足感を得られますね。

ー あなたが感じている、京都橘大学の魅力(ここが他の学校と違う!という点)を教えてください。

自分の専門分野以外にも触れられる点です。多種多様な学科が同じキャンパス内にあるので、様々な分野の学生、先生方と関わることができます。私は日本語日本文学科の学生ですが、心理学科の先生とコンタクトを取り、ジェンダー学のお話を聞きに行ったこともあります。一拠点総合大学である本学の魅力だと感じています。

ー 将来の夢を教えてください。

日本語教員として働くことです。教育や多文化共生と向き合い続けられるところに魅力を感じています。また、世界の国々を見てまわることも夢のひとつです。中学生の頃に経験した海外ホームステイをきっかけに、異文化に触れる楽しさを知りました。興味のある国を巡り、そこで得た体験を仕事に活かしたいとも考えています。

ー 大学生活での目標(取得したい資格や身に付けたい知識・経験等)は何ですか。

大学生活での目標は、日本語教育能力検定試験に合格することです。日本語教員として働くには持っておきたい資格なので、在学中に合格することを目標としています。また、社会心理学についての知識も身に付けたいと考えています。こちらは大学に入ってから興味を持ち、将来に活かせる部分もあり趣味のように学んでいます。どちらも楽しみながら学んでいければと思っています。

ー 学業以外で励んでいること(ボランティアやサークル活動、アルバイト等)はありますか?

オンライン日本語教育のボランティアをしています。日本語教育を全く知らずに始めることが不安だったので、ある程度知識を習得した2回生の春休みに始めました。アルバイトは、児童館の先生とオープンキャンパススタッフをしています。今後はさらに、後輩の学習支援を行うラーニングアシスタントという学内バイトも始める予定です。どれもコミュニケーション能力が必要なので大変ですが、その分やりがいも感じられます。

ー 学部学科の魅力、魅力に感じた授業は何ですか。

学科の魅力は、学生や先生方の人柄にあると思います。真面目で穏やかな方が多く、落ち着いて過ごすことができます。また、非常に丁寧な日本語を使われる先生が多く、ひとつのロールモデルとして尊敬しています。魅力を感じる授業は、「近現代文学講義」をはじめとした文学関係の授業です。自分ひとりでは体験しえない物語を読み解くことで、自分を見つめ直したり、他者を受容したりする練習になります。

ー 「京都橘大学のここがすごい!」を自慢してください。

京都橘大学のすごいところは、自習スペースの多さです。様々なところに自習スペースが設けられているので、自分に合った空間を見つけることができます。キャンパスの中でもアカデミックリンクスとmicanは綺麗でお洒落な空間だからか、好んで利用している学生も多い印象です。アカデミックリンクスにある「コモンズセントラル」の窓際席は、開放感に溢れていて私のお気に入り空間です。

ー 京都橘大学を受験する高校生のみなさんにひとこと。

みなさんは今、どんな学校生活を送っているでしょうか。学校に行くことが苦しい、つらいという人はいるでしょうか。そんな人にこそお伝えしたいです。高校と大学は少し違います。全国から15学科に人が集まる京都橘大学には、異なる価値観に触れたり、視野を広げたりするチャンスが沢山あります。約1600人の同回生から気の合う友達を見つけることもできます。大学ならではの「自由さ」を利用し、自分のこだわりや人と違う部分を「個性」として活かせるはずです。まずは受験勉強を乗り越えられますように。心から応援しています。