健康科学部 作業療法学科

田原満朋さん
(山梨県・日本航空高等学校出身)

ー 京都橘大学を受験しよう(入学しよう)と思った理由(きっかけ)を教えてください。

高校生の時に入院したことから、作業療法士という職業を知り興味を持ちました。京都橘大学は少人数教育や早期からのキャリア教育と国家試験対策が充実していることを知り、早いうちに将来の目標を明確にして、知識や技能を深めることができると考えました。また、入試科目が私に合っていることや、体調に不安があったため入試会場が地元にもあることを確認して受験しました。

ー 実際に京都橘大学に入学して、「受験した時に抱いていたイメージ」と違った点、その通りだった点などを教えてください。

大学に進むと高校よりも勉強が難しくなることを覚悟していました。実際に入学してみて、思った通り学ばなければならない知識が多くあり、レポートやテストに追われる日々を送っています。大変なこともありますが、同じ学科の友人が励ましてくれたり、教え合いながら勉強しています。また、先生方が親身になって指導してくださるおかげで作業療法士になりたい気持ちがより強まり、勉強へのモチベーションに繋がっています。

ー 今、大学生活で一番充実している(楽しい)と感じることは何ですか?

自分の興味ある分野について学べることです。高校までは同じ授業を皆で受けることが基本でしたが、大学では自分が学びたい作業療法について専門的に習うことができます。また、作業療法学科は1学年約40人と少人数で、みんな作業療法士になるという同じ目標を持っています。課題や試験勉強で、切磋琢磨することで、仲の良さだけでなく結束力が高まりました。そんな友人たちと勉強することが充実していて楽しいです。

ー あなたが感じている、京都橘大学の魅力(ここが他の学校と違う!という点)を教えてください。

教員と学生の距離が近いことが挙げられます。作業療法学科の先生方は、臨床経験が豊富で、学生に親身になって手厚くサポートしてくださります。学生から相談や質問がしやすく、将来に向けて安心して学べる環境が整っています。

ー 将来の夢を教えてください。

患者さんに寄り添える作業療法士になることです。「寄り添える」ことは簡単ではありません。一人ひとりの身体面や心理面、これまでの環境をみて、それぞれに向き合っていくことが求められます。そして、自分らしく生活してもらえるように、患者さんにとって意味のある作業を行いたいです。そのために、大学で学んだことを自分の知識として活かしていきます。

ー 大学生活での目標(取得したい資格や身につけたい知識・経験等)は何ですか?

作業療法士の国家試験に合格することです。また、大学生の今しかできない経験も積みたいと考えています。私は2回生の夏にマレーシア研修プログラムに参加しました。現地の作業療法学生と交流を深めたり、マレーシアでの作業療法のあり方を知ることができました。残りの大学生活も勉強や興味のあることに積極的に行動したいです。

ー 学業以外で励んでいること(ボランティアやサークル活動、アルバイト等)はありますか?

着物サークルに所属しています。夏は浴衣で祇園祭に行ったり、秋には着物で清水寺の紅葉を見たりと京都の季節を楽しんでいます。橘祭では、水引でイヤリングやピアスなどのアクセサリー、しおりを部員で手作りして販売しました。他学科の学生と繋がりをもつことができ、私はサークルで素敵な友人と出会えました。

ー 学部学科の魅力、魅力に感じた授業は何ですか。

2回生の後期に習う「日常生活支援学演習」です。この授業では更衣、食事、排泄など日常生活動作を分析します。実際に学生同士で動作を行ったり、片麻痺患者の動作を真似たりして、動作を比較しながら言語化します。関節の動きや、視線、重心の傾きを動作分析することは作業療法ならではなので、とても興味深かったです。また、この授業から患者さんに合った環境作りの大切さを学びました。

ー 「京都橘大学のここがすごい!」を自慢してください。

9学部15学科が1つのキャンパスに集まっている総合大学ということです。授業やサークルで他学科の学生と交流する機会は多くあります。そこで、学部学科の枠を越えて、様々な刺激を受けることができます。私はサークルに入ったことで医療系以外の授業について知り、興味を持ちました。また自分の専門の学びへの学習意欲やコミュニケーション能力の向上に繋がっていると感じます。

ー 京都橘大学を受験する高校生のみなさんにひとこと。

受験勉強は体力的にも精神的にも疲労すると思います。私は気持ちが焦ってしまって勉強が手につかない日がありました。無理せずに適度に休憩を挟みながら、将来なりたい自分を想像して頑張ってください!応援しています。