現代ビジネス研究科

※2019年4月、現代ビジネス研究科マネジメント専攻博士後期課程を開設。
※文化政策学研究科文化政策学専攻博士後期課程を改組。
※現代ビジネス研究科マネジメント専攻博士後期課程の設置に伴い、現代ビジネス研究科マネジメント専攻修士課程は博士前期課程に課程名称変更。

高度のマネジメント能力養成への社会的要請に応える

現代ビジネス研究科長 阪本 崇 教授

現代ビジネス研究科長
阪本 崇 教授

アメリカの経済学者W.J.ボーモルが著書『自由市場とイノベーション』の中で示したように、自由市場経済においてはイノベーションが絶え間なく起こります。近年、急速に注目の集まりつつあるAI技術もそうしたイノベーションの成果のひとつといえるでしょう。AI技術の発達は、しばしば、人間の仕事を奪うものとして捉えられますが、歴史をたどってみれば、技術の発展は、いつの時代にも、人間の能力を無用のものとするのではなく、むしろ、より高度で人間的な能力の価値を高めてきたことが明らかになります。高度なマネジメント能力は、その典型といって良いでしょう。経営学を独立した学問領域として成立させたP.F.ドラッカーは著書『マネジメント』のなかで、公的機関のマネジメントにも言及しつつ、「自らに特有の使命、目的、機能について徹底的に検討すること」こそがマネジメントであるとの見方を示しましたが、その実践はAIには決して任せることのできないものです。

京都橘大学現代ビジネス研究科マネジメント専攻は、前身である文化政策学研究科の伝統を引き継いで人間のもつ創造性を大切にしながら、営利・非営利を問わず、それぞれの組織の中で必要とされる必要とされる高度なマネジメント能力の養成という社会的要請に応えます。

現代ビジネス研究科の特色

①将来の進路に沿った多様なプログラム

現代ビジネス研究科で扱う「ビジネス」とは営利・非営利を問わず、企業活動だけでなく、行政やNPO等の多様な組織が行うさまざまな活動を指しています。マネジメント専攻は、このような「広義」のビジネス課題に高度に対応できる人材の養成をめざすため、「企業マネジメント領域」「公共マネジメント領域」を2つの柱とした特色あるカリキュラムで構成しています。

  • 博士前期課程
    将来の進路にあわせた「企業経営」「税務・会計」「グローバル経営」「公共政策」の4つの履修プログラムを設定し、企業や行政機関などで高度な業務を担う人材を養成します。税務・会計プログラムは、税理士試験科目免除にも対応しています。また、修了後に博士後期課程へ進学し、研究者をめざす院生にも徹底した指導を行います。
  • 博士後期課程
    博士前期課程の教育研究をさらに発展させることにより、将来マネジメント分野の研究者となるための教育研究に対する指導能力、マネジメント課題に対する企画・政策立案能力および実践的手法の開発能力を身につけます。

②少人数での手厚い教育研究指導体制

授業や研究指導は、幅広い分野で豊富な研究業績を持つ教員が、講義、演習、実習等で行います。徹底した少人数授業が行われるので、教員と学生が充実した対話を重ねながら、教育研究活動を進めることが可能です。

③社会人にも履修しやすい柔軟な環境

仕事を持つ社会人が勤務を継続しながら学修できるよう、授業は、平日の6講時(19:00~20:40)や土曜日に行うなど、履修しやすい環境を整えています。研究指導も原則として平日6講時または土曜日に行いますが、履修者にあわせ、柔軟な対応を行います。

マネジメント専攻 (博士前期課程)

マネジメント専攻 (博士後期課程)

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