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歴史学科
3つのポリシー

教育研究上の目的(学則)

文学部は、幅広い教養や専門的知識を身につけ、社会で活躍するための人材を養成する。文学部歴史学科は、歴史学を学ぶことを通して、人類の築き上げた社会の本質を根源から見極める姿勢を養い、科学的な視点にたって様々な課題を論理的に解決することのできる人材を育成することを目的とする。

アドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)

文学部歴史学科は、教学理念および学部・学科の教育研究上の目的に則り、歴史を深く学び、市民・社会人として必要とされる知識・教養ならびに道徳観や人間性を身につけ、グローバル化した社会で多様な文化、人々と共生し、問題解決能力と判断能力を備えた人材を養成することをめざしている。この教育目標を達成するために、次のような能力や態度・資質を備えた入学者を求める。

  • ①知的好奇心が高く、本などを読むことを通して、積極的に知識・情報の獲得に努めることのできる者。
  • ②歴史につよい関心を持ち、人類が作り上げてきた社会・経済・政治・文化に対する深い理解と、現代社会に生きる人としての豊かな人間性を身につけ、社会に貢献したいと希望する者。
  • ③歴史を学ぶ上で必要となる、国語や外国語、歴史等について基礎的学力を有する者。

ディプロマポリシー(学位授与方針)

文学部歴史学科は、教学理念および学部・学科の教育研究上の目的に則り、歴史を深く学び、市民・社会人として必要とされる知識・教養ならびに道徳観や人間性を身につけ、グローバル化した社会で多様な文化、人々と共生し、問題解決能力と判断能力を備えた人材を養成することをめざしている。そのために歴史学科では、この教育目標に基づき、次のような能力を身につけ、所定の単位を修得した者に学士(文学)の学位を授与する。

  • ①歴史に関する知的好奇心を高め、学問を主体的に学ぶ姿勢を身につけている。
  • ②多彩な学問分野の成果を吸収し、歴史研究に役立てる重要性を理解する能力を身につけている。
  • ③史料(資料)等を読むことを通して、ことば(文章)と文化について深く理解し、かつ、必要なデータを蒐集・整理し、理論的に思考する能力を身につけている。
  • ④総合的かつ探求的な学修を通じて、人類の作り上げてきた社会・経済・政治・文化に対する深い関心と理解力を身につけている。
  • ⑤学修ならびに研究の成果を明確に表現する能力を身につけている。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

学位授与に必要とされる能力(ディプロマポリシー)を修得するために、文学部歴史学科では、以下の方針で教育課程を編成する。

  • ①幅広い分野に及ぶ「人間の歴史」を学ぶにあたって、明確な目標を定め、大学生としての学びを実現できるよう、2回生以上を対象に【日本史コース】【世界史コース】の2コースを用意する。コース選択に役立てるために、日本史・世界史両分野の教員がリレー講義を行う「歴史学入門講義」を1回生時に配置する。また、歴史学のより専門的な深い学習を提供するために、3回生以上を対象に【現代史特別専攻】【女性史特別専攻】【文化交流史特別専攻】の3つの特別専攻(オプショナルコース)を設定する。
  • ②1回生時から《基礎教育科目群》《教養教育科目群》《キャリア教育科目群》を配置し、社会人として生きる基礎的な素養を養うとともに、歴史研究を行う上で非常に重要な基礎力を養成する。
  • ③歴史の基本的な研究方法を学び、それに基づく歴史研究を行うため、1回生時に「研究入門ゼミ」、2回生時に「基礎ゼミ」、3・4回生時に「演習」といったゼミ形式の科目群を配置し、集大成として4回生時に「卒業研究」を行う。
  • ④専門的研究を支える科目群として、2回生時から「古文書学」「外書研究」などの演習系科目、3回生時に専門分野ごとの「講読」を配置する。
  • ⑤歴史学科の学修の裾野を支える科目として、1回生時に「概説」科目群、2回生時以上に「特講」などの講義系科目群を配置する。