身体や精神に障がいがある人と向き合い、自分らしい生活や社会への復帰を支援するのが作業療法士の役割。近年、発達障がいから在宅ケアまで、幅広く必要とされる職業です。本学では、高度な知識と技術を育むとともに、チーム医療や在宅ケアの現場で専門職と連携しながら専門性を発揮する力を育みます。
病院から介護老人保健施設、リハビリテーション施設など、作業療法士の活躍の場は広がりつつあります。発達障がいから在宅ケアまで、身体や精神に障がいがある人の要望に応えるため、高度な知識と技術を育むとともに、現場で専門職と連携しながら専門性を発揮する力を育みます。
地域で生活する障がい者や高齢者を支援する作業療法士をめざす「地域の医療と福祉コース」と、こころや発達に障がいがある方々を支援する作業療法士をめざす「こころと子どもの支援コース」を設置。各コースの実地経験をとおして、現状や課題を知り、対象者を支援するスキルを身につけます。
運動学実習室や木工·金工·陶工·義肢装具室、レクリエーションルームなど、作業療法士として必要な実践的かつ高度なスキルを身につけるための実習室を完備。充実した学習環境を学内に整え、一人ひとりの確かな成長をバックアップするとともに、即戦力として社会で活躍できる人材の育成をめざしています。
段階的に学んだ知識と技能を深めていくため、4年間をとおして学習レベルに応じた実習を実施。まずは病院などで作業療法を観察し、続いて指導者のもとで作業療法の計画を立てるために必要な情報収集や面談、検査を行います。治療計画の立案から治療まで、作業療法のプロセスを体験します。
取得できる資格
将来の進路
学内に複数の医療系学科がある京都橘大学は、充実した国家試験対策によって毎年高い合格実績を残しています。2018年度に誕生した作業療法学科の1期生が、今回初めて実績をあげました。2022年3月卒業生の作業療法士国家試験の合格率は95.0%(全国平均80.5%)。課外プログラムや国家試験模擬試験を実施し、苦手分野は少人数制での学習指導を行い、万全の対策で個々のステップアップをサポートします。
1回生の早期からキャリア教育を実施。専門職としてキャリアを積むための基盤を確実に培うプログラムを卒業まで継続して準備しています。複数の医療系学科で高い国家試験合格実績を残してきたノウハウを応用し、国家試験合格を徹底的にバックアップします。
京都橘大学 健康科学部の
各学科の特長を分かりやすく解説
京都橘大学で学ぶおもしろさを本学教授陣が熱くお伝えします!