「人によりそう看護」の実践には、知識やスキルの習得だけではなく、知性や感性、倫理観を養うことが不可欠です。看護の本質を追究するとともに、社会で求められる問題解決能力や、創造的に実践できる力を育みます。多様な施設での実習に加え、国際看護や災害看護など専門領域の学習も展開しています。
1回生から少人数クラス制。担当教員やクラスメンバーと話し合いながらこれからのキャリアについて考えます。早い段階から自らのキャリアデザインを見据えて進路を決定するため、学びに迷いがなく就職満足度が高いという特徴があります。
看護師のほかに、保健師や助産師の国家試験受験資格を得るための課程※を用意しています。全員の国家試験合格をめざした国試対策プログラムなどの徹底したサポートにより、2022年3月卒業生も看護師・保健師・助産師国家試験のすべてで100%の合格率を誇ります。
※選択履修制です。
「よりそう看護を創造し実践できる」看護職者の育成をめざし、病院のほか、訪問看護、地域保健など多様な場で豊富な実習経験を積める機会を設けています。技術以外にも、新しい看護を生み出して発信する力、チームワーク力などを修得します。
低学年より、学内演習におけるリアリティのあるシミュレーション教育と臨床実習のシームレスな学びを実現しています。シミュレーションコモンズ&実習記録のデジタル化&高機能シミュレーターを用いて看護教育のDX化を図っています。
取得できる資格
将来の進路
関西の私立大学のなかでも看護学科設置の先駆けである本学は、看護師だけでなく、保健師、助産師、養護教諭(一種)もめざせる充実した独自のカリキュラムを用意。
国家試験での全員合格を達成するため、4回生になると各クラス代表の学生・教職員からなる「国家試験対策委員会」を結成。クラスごとの学習計画・学習状況の報告、学年全体の方針の検討などを、学生が主体となって進めます。2022年3月卒業生も看護職3冠を達成しました。
トリアージとは、災害等で多数の傷病者が同時に発生した場合に、適切な処置や搬送を行うために治療の優先順位を決定することです。実習は看護学科の2回生を対象とした「災害看護学Ⅱ」と救急救命学科の2回生を対象にした「救急救命実習Ⅱ」の一環として行われました。特殊な機材・設備を使った訓練が実施できるのは、救急救命学科を有する総合大学ならでは。学生は災害現場での傷病者の状態の確認や優先度を示すトリアージタッグの記入、搬送などの対応について実践的に学ぶことができました。
看護学部では在学中のみならず、卒業後のキャリアや学びの支援にも取り組んでいます。2012年度より開始された卒業生対象の「たちばなSIM」では、シミュレーション教育を活用して、ニーズの高い看護技術の習得を支援します。同時に、職場では話しにくい悩みも教員には話せるなど、看護職として働きつづけるためのフォローの場としての役割も担っています。
京都橘大学 看護学部の
特長を分かりやすく解説
京都橘大学で学ぶおもしろさを本学教授陣が熱くお伝えします!