本学看護学生が急病人を介抱し表彰

 2023年11月2日(木)、看護学部看護学科3回生の田部ももさんがJR西日本から感謝状を授与されました。
 田部さんは、10月12日にJR大阪駅ホームに停車中の電車内で急病人を発見し、非常ボタンを使い乗務員に知らせました。また、居合わせた乗務員とともに女性が下車する駅まで付き添いました。
 田部さんと介抱に当たった乗務員の方からは「我々でもプライベートな時間にこのような対応をすることは勇気のいることです。看護学部生とお聞きして、志の高さ、使命感、将来は命に関わる仕事に就くという心構えに感銘を受けました。素晴らしい行動でした」とコメントが寄せられました。
 看護学部の梶谷佳子学部長は「看護師を目指す人間としてしっかりと行動し人助けしたことに成長を感じました」と述べました。

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どのような思いで介抱に当たったのか、たちばな学生広報スタッフがインタビューしました!

田部さんは、「倒れたときに頭を打った様子を見て、『助けないと!』と咄嗟に思いました。頭を打つことは、初めは何もなくても後から重大な病気につながる可能性があるため、心配になり行動しました。女性が、非常ボタンを押したことによる遅延を申し訳なく思っていらしたのをみて、自分の行動は正しかったのかと思う部分もありましたが、表彰の際、JRの方から『間違ってなかったですよ』と仰っていただいたことで安心でき、また自信につながりました」と話してくださいました。

最後に、今回のようなことが今後あった場合、どうされますか?との問いに「助けます!」と力強く答えていただきました。

取材:学生広報スタッフ 勝田ののは
撮影:学生広報スタッフ 渡部翔太 

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