日本や世界の文化遺産を中心対象に、無形のものも含めて歴史的な背景や継承の意義を理解し、正しく後世に伝えるための知識や保護方法を学びます。京都の博物館や寺院、遺跡など、現地に実際に足を運ぶ実習やフィールドワークを展開。また、研究をとおして、社会で不可欠な分析力やプレゼンテーション力を身につけます。
取得できる資格
将来の進路
歴史遺産学科考古学コースと京都市、京都市考古資料館、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所の合同企画展「焼き物からよむ平安時代 -発掘でみえてきた食器・酒造り・饗宴-」が開催されました。この合同企画展は、学生と教員が2018年末より企画を立案し、展示品の選定や資料調査、解説パネルなどを作成。また、学生たちが考案したキャラクターが、展示の解説や小冊子などで活躍しました。合同企画展開催中には、本学学生による展示解説や研究成果の発表を行いました。なお、この合同企画展は地域の人材育成を図る事業として、京都歴史文化施設クラスター実行委員会のもと、文化庁の補助金により実施されています。
2019年8月、滋賀県埋蔵文化財センター(滋賀県大津市)にて、2回生が公益財団法人滋賀県文化財保護協会のインターンシップに参加しました。5日間の実習のなかで、学生たちは埋蔵文化財に関わる仕事を理解し、同センターで展示している「レトロ・レトロの展覧会 夏の特別陳列」を自分たちの視点でアレンジ。展示内容をより身近に感じられるよう、独自のキャラクターを作成しました。最終日には、実際に一般観覧者や報道関係者への展示解説にも挑戦しました。
このインターンシップでは、地域の産業・企業についての知識を得て理解を深め、自身の職業観・仕事観についても視野を広げること、そして、文学部での学びを自身のキャリア形成と関連づけて考えられるようになることを目的としています。
京都橘大学 文学部の
各学科の特長を分かりやすく解説
京都橘大学で学ぶおもしろさを本学教授陣が熱くお伝えします!