成長ストーリー

学びと成長モデル

入学してから卒業まで、様々な学びや経験をとおして、どのように成長することができるのか。そしてどんな知識や技能が身につくのか。この図は、4年間の学びと成長を表現したものです。

京都橘大学で自分が成長していく姿を思い描いてみてください。

学生インタビュー

英語からワクワクの世界が広がり続ける

英語で大好きな芸術やエンタメを探究したい、英語をツールに海外の人とつながって多彩な文化を学びたいというがありました。1年間の留学と、留学先の正規授業を受講して“英語で学ぶ”というコンセプトに魅力を感じ、入学を決めました。

2回生でのイギリス留学では授業での学びのほか、たくさんの人々との出会いを通じて様々な価値観に触れ、とても豊かな視点を得ることができました

予想しなかったような世界の広がりにワクワクしながら、自分自身の変化を楽しんでいます。

イギリス留学を脳内でシミュレーション

1回生では留学を視野に入れた授業を履修しました。「EAP」の担当はネイティブの先生で、英語しか話さない環境です。話せば話すほど実用的な英語力が高まっていく手ごたえがありました。

実は高校時代までは「英語は得意じゃない」と思っていたのですが、ディスカッションで自分の意見を伝えていくうちに自信がついてきて、英語を話すことへの意識大きく変わりました。

「留学プログラム演習」では、留学先の生活や文化、歴史、コミュニケーションなどの理解を深めました。私は初の海外だったので、留学への心構えを作るうえでとても学びの多い授業でした。

何度も留学先での学びや生活をシミュレーションしながら、留学への期待感がどんどん高まっていったことを覚えています。

英語を使って好きな分野を学び、新しい興味に出会えた 

2回生になり心待ちにしていたSAP(海外留学プログラム)」でイギリスのチチェスターカレッジへ。現地の正規授業Art&Design」を受講したことで、自分の中の興味関心の間口が広がりたくさんの学びがありました。

特に印象的だったのは、ファッションに関する授業で見たドキュメンタリー映画です自分にとって身近なファッションから、途上国の労働環境問題などさまざまな課題みえてきました。

この気づき持続可能な社会のあり方に関心を持つきっかけになり、その後の私の学びや目標に大きな影響を与えました。

多文化共生社会に生きるために大切なこと

留学中に3歳年下のチェコのクラスメイトが私を遊びに誘ってくれました。はじめて遊びにいったときは、うまく会話もできなくてお互いぎこちなかったのですが、その後も、彼女は何度も誘ってくれ、コミュニケーションをとろうとしてくれました

最終的に、私たちはお互いに冗談を言い合えるくらい仲良くなり、夜行バスに乗って一緒に旅行にも行きました。彼女との関わりによって、言葉の壁を理由にミュニケーションをあきらめない姿勢を学びました

そして、私は行く先々でいろな人に勇気を出して話しかけるようになりかけがえのない出会いがありました。世界にはいろな人がいます。人と違うことへの理解、お互いの文化を尊重しうこと、多様性への寛容さなど、大きく価値観が変わったことは私の成長であり、留学の意義のひとつだったと思います。 

目標が次々と見つかる楽しさ

帰国後は、持続可能な社会への関心の高まりから、SDGsを含む国際関係を幅広く学ぶゼミに所属し、国際関係論、国際協力論などを履修。多様性への理解を深めるために宗教関連の授業、元々好きだった英語圏文学や日本の文化研究にも学びを広げています

4年間を振り返ると、知識や経験が増えていく中で新しい目標が次々と見つかり、それに一生懸命取り組んできました。自分でも予測がつかないほど好奇心が広、その都度自分が学びたいと思う分野を学ぶことができます。そんな環境だからこそ、自分の未来の可能性も広がっていると感じます。

卒業後世界とつながりたい。その先になにがあるのか、これからも自分の変化が楽しみです

ターニングポイント

勇気を出して伝えたことで相手も、私自身も変わりました

留学中の寮でのできごとなのですが、毎晩騒いでいる留学生「寮での生活におけるルールは守ってほしい」ということを伝えに行ったことがありました。どのように伝えるのが良いのか迷いながらも勇気を出して話したのですが、その時は上手く伝えられずにしばらくその学生と距離ができてしまいました

当時は慣れない環境の中で不安もあり、上手く伝えられなかったことに落ち込み、消極的になってしまうこともありました。それでも、伝えてからは騒音もなくなり、時間の経過とともにその留学生ともまた交流できるようになり、帰国時には笑顔で別れることができました。

自分が感じていることをきちんと伝えることによって、相手も理解しようとしてくれた、この経験から伝えることの大切さを学びました。