日本や世界の文化遺産を中心対象に、無形のものも含めて歴史的な背景や継承の意義を理解し、正しく後世に伝えるための知識や保護方法を学びます。京都の博物館や寺院、遺跡など、現地に実際に足を運ぶ実習やフィールドワークを展開。また、研究をとおして、社会で不可欠な分析力やプレゼンテーション力を身につけます。
京都や近隣府県の寺社仏閣への訪問、発掘調査への参加など、本物に触れながら学習するフィールドワークを数多く実施しています。古文書をはじめとした文化財を取り扱う方法や、伝統技術の緻密さを体感することで、座学だけでは味わうことができない歴史的な価値を学んでいきます。
歴史遺産に関する知識を探究するための3つのコースを設置しています。世界の歴史遺産を次の時代につなぐ最新技術について学ぶ歴史遺産コース、石器の実測や考古学の基本となる遺物の観測法などを修得する考古学コース、絵画や彫刻、古文書などから歴史を読み解く美術工芸史コースがあります。
論理的思考力を鍛え社会でいきる学びを
文学部では、専門的な知識の修得にとどまらず、社会でいきるスキルの教育に力を注いでいます。例えば、「多読百遍~文学部多読プログラム~」では、専門書籍や教養関連の課題図書などを含む100冊を読破。ワークシートによる振り返りや、教員や先輩の指導で、論理的思考力を鍛えていきます。
取得できる資格
将来の進路
「文学部キャリアゼミ」では、課題解決型学習や学外体験プログラムなどをとおして、協調性、コミュニケーション能力、社会人としての素養を主体的に学ぶ姿勢を身につけます。また、京都という立地をいかし、伝統文化や伝統産業の魅力や今後の展開を考える「京都プログラム」を実施。就職活動でも役立つ実践力が身につきます。
京都橘大学 文学部の
各学科の特長を分かりやすく解説
京都橘大学で学ぶおもしろさを本学教授陣が熱くお伝えします!