成長ストーリー
学びと成長モデル
入学してから卒業まで、様々な学びや経験をとおして、どのように成長することができるのか。そしてどんな知識や技能が身につくのか。この図は、4年間の学びと成長を表現したものです。
京都橘大学で自分が成長していく姿を思い描いてみてください。
学生インタビュー
学びを積み上げて、自分の興味ある領域を深めていける
高校時代、野球部に所属し、マネージャーを務めていました。技術面でサポートはできないので、選手の話を聞いてメンタル面でのサポートができればいいなと思ったのが心理学に興味をもったきっかけです。
京都橘大学には、「臨床心理学」「社会・産業心理学」「発達・教育心理学」「行動・脳科学」「健康・福祉心理学」の5つの領域があります。受験時には、まだどの領域を学びたいのか決まっていなかったのですが、学びを深める中で、専門分野をしぼっていけるのが魅力でした。
私たちの行動や思考はすべて「こころ」が関わっている
心理学の授業で楽しく学んでいるのは「心理学実験演習」です。日常のなかにも心理学に関わるデータがいっぱいあることを知りました。
例えば「アイコンタクトの有無でこころが落ち着く距離はどのくらいなのか?」というパーソナルスペースの心理実験をしました。入学したばかりの時期に、学生同士でこのテーマに取り組みました。データ収集をする“対象”として自分たちは最適であり、人との落ち着く距離を計測しました。結果として、落ち着く距離が近いのは、視線を合わせない方でした。面識のない人とは視線を合わせると緊張感が高まるので距離をとってしまうとのこと。車内や教室での座り方を思い返し、「なるほど」と納得でした。
また、別の実験で有名なのが「鴨川に座っているカップル間の距離」。適切な距離を保とうとする心理的な距離感が存在します。私たちの行動や思考はすべて「こころ」が関わっていることがわかり、興味深かったです。
心理学を学んだことで新たに気づくこと
まだ大学での学びは始まったばかりですが、出される課題と向き合い、2週間に1本のレポート提出を頑張っています。レポート内容の根拠となるデータの作成方法を先生に教えてもらいながらまとめています。
人のこころは数字で測ることはできませんが、データで可視化することによって、私たちの学びを深めてくれます。また、信憑性も高いので、他人に物事をわかりやすく伝える最適の手法でもあります。授業を通して、様々なデータの集積を行っていますが、データ分析も早くできるようになりたいです。
心理学の学びは、思い描いていた以上に楽しいです。社会のあらゆる事象には、人の「こころ」が関係していると思うと視点が変わり、日常がおもしろくなりました。
人との関わりを大切にしたい
心理学を学んで、「人」のことを深く知ろうとするようになりました。友人を作る時はどのくらいの距離感で接したら仲良くなれるかなとか、表情が大事だなとか、小さな仕草や変化をキャッチしながら、相手の気持ちを考えることを心がけています。
これから、多様な価値観の人と出会うと思います。自分の考えと違う人に会ったときこそ、心理学を学んだ知識で、おもしろいな、そんな考え方もあるんだと自分の一部として受け入れられるようになりたいです
初めて会う人にもよりそえる人でいたい
総合心理学科の先生は、こころの研究をされているので、私たちに学びの意欲を高める伝え方をしてもらえます。理解できていないことを質問すると、何度でもわかりやすく説明してもらえるので、とても学びやすい環境です。
2回生以降は、行動・脳科学領域の学びを深めて、公認心理師の資格取得をめざしています。将来のことはこれからじっくり決めていきますが、どの分野に進むとしても、困っている人の横に並んで一緒に解決できるような、人の気持ちによりそえる人になりたいです。
これからさらに専門的な学びが始まりますが、心理学が好きなので、どの授業でも楽しめる自信があります。
ターニングポイント
友人と話せた瞬間に大丈夫と思えた
大学に入学して初めての一人暮らし。新たな環境に不安はありましたが、入学前のスクーリングセミナー(※)で知り合った同級生に再会し、「久しぶり」と声をかけてもらいました。覚えてくれていたことが嬉しく、その瞬間から一気に不安がなくなりました。今もその友人とはお互いに切磋琢磨しながら、キャンパスライフを楽しんでいます。
学科の先生からは、大学生活についてのサポートや心理学の学びを進めるためのアドバイスもいただけるので、安心して大好きな心理学の学習を続けています。部活動やアルバイトなど、充実した学生生活を送っています。
※入学予定者に対して、大学生活の概論や学科別のセミナー、キャンパスライフサポートの説明などを行い、入学後の学習や大学生活のイメージをしてもらうもの。