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総合心理学科
3つのポリシー

※総合心理学部の開設に伴い、健康科学部心理学科は、2023年4月より学生募集を停止しました。

人材養成目標(教育研究上の目的)

心理学に関する幅広い理解と高い専門性および、広い視野を持って心理学の理論や技法を実践する力を総合的に身につけ、人の心と行動という観点から、個人や家庭、学校、企業など、さまざまな場面・主体の課題解決やその発展に貢献できる人材を養成する。

アドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)

総合心理学部総合心理学科は、教学理念および学部・学科の教育研究上の目的に則り、次のような能力や態度・資質を備えた入学者を求める。

  • ①心理学を学ぶうえで必要となる基礎学力および言語理解、言語表現、論理的思考等の基礎的能力を有する者。
  • ②将来、医療・福祉・教育等の場での専門家として、あるいは企業・公官庁における職業人として、心と行動に関する知見を活かし、諸課題の解決や、組織の成長に貢献することを希望する者。
  • ③心と行動に関する理論・技法やその活用ついての学修に誠実に取り組むことのできる者。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

総合心理学部総合心理学科は、教学理念および学部・学科の教育研究上の目的に基づき、次のような知識、能力を身につけ、所定の単位を修得した者に学士(心理学)の学位を授与する。

1)知識・理解

  • ①心理学の知識・技能を社会のなかで活かすうえで必要となる、文理の枠を超えた幅広い教養と知識
  • ②心理学の専門分野を学ぶうえで必要となる、心理学全般における基礎知識
  • ③臨床心理学、社会・産業心理学、発達・教育心理学、行動・脳科学、健康・福祉心理学のいずれかの分野における専門的な知識

2)思考・技能

  • ④さまざまな課題に根拠を持ってアプローチするために必要な分析力や論理的思考能力
  • ⑤周囲の人々と協力しつつ目的を達成するための、コミュニケーション能力やリーダーシップ

3)関心・意欲・態度

  • ⑥社会について関心を持ち、日常的に新しい知識や技能を身につけようとする意欲と態度
  • ⑦自らを取り巻く組織やコミュニティと協働して、課題解決に取り組む意欲と態度

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

学位授与に必要とされる能力(ディプロマポリシー)を修得するために、総合心理学部総合心理学科では、以下の方針で教育課程を編成する。

  • ①学科の学修を円滑に進め、また自立した社会人としての基礎的な素養を養成するため、教養教育科目にコア科目群、教養教育科目群を配置する。論理的思考力などの汎用的技能や主体的に学びを続ける態度を涵養する科目並びに、幅広い教養を教授する科目を配置する。
  • ②学びと社会のつながりや自らの将来を深く考えさせ、キャリア実現に向けた積極的な行動を促すため、教養教育科目にキャリア教育科目群を配置する。1年次前期からキャリア関連科目を開講するとともに、インターンシップなどの実践型の科目を配置し、実践・経験と連動した、体系的なキャリア教育を展開する。
  • ③心理学の基盤教育を行うため、専門教育科目に「共通領域」を配置する。共通領域では、心理学の基礎的な知識と本学科の多様な領域における導入的知識を総合的に修得し、その後の専門性の深化を促すために「基礎科目群」を、心理学の学びや実践に不可欠な技法を修得するために「心理データサイエンス科目群」を、自己理解・他者理解に基づくコミュニケーションから専門的な理論・研究法までを総合的に学修し、社会での実践を促すために「総合心理演習科目群」を配置する。
  • ④心理学の専門領域における知識や技能を深めるため、専門教育科目に「臨床心理学領域」「社会・産業心理学領域」「発達・教育心理学領域」「行動・脳科学領域」「健康・福祉心理学領域」を配置する。
  • ⑤分野を越えた学びによる視野の拡大や応用力の強化を促すため、専門教育科目に「専門関連領域」を配置する。