【心理学科】「マーケティング調査演習」公開報告会を実施

 心理学の専門科目「マーケティング調査演習」を受講する健康科学部心理学科※3回生14名が、イオンタウン山科椥辻(京都市山科区)において、来客者を対象にアンケート調査を実施しました。さらに、このデータを分析した結果を踏まえ、今後の店舗運営に役立ててもらう提案をまとめることに取り組みました。

 学生たちは、永野光朗教授の指導のもと、マーケティング調査の基本的な知識から事例・方法・調査計画まで一連を学び、調査計画や調査票の設計をしたうえで実施。今回は、201名の来客者にご協力をいただき、来店目的や立ち寄った店舗、同店の良い所、新たに設置してほしい店舗など集めたデータを様々な角度から量的・質的分析を行いました。

総合心理学部の開設に伴い、2023年4月より健康科学部心理学科は学生募集を停止しました

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 2024年2月13日(火)、本学において、同授業の公開報告会を実施しました。報告会には、イオンタウン株式会社 営業本部近畿営業部京滋エリアマネージャー・白石聖治氏とイオンタウン山科椥辻・池淵剛氏、株式会社ダイエー イオンフードスタイル山科椥辻店長・炭谷啓治氏をお招きし、3グループの学生が調査結果の報告と店舗改善のプレゼンテーションを行いました。
 学生たちは、よりよい店舗づくりのため、2階の来店者数に注目し、シニア層の需要が高い衣料品の導入や、ファミリー層向けには電子黒板のあるキッズスペースの設置、学生層向けに勉強スペースを確保できる人気カフェを誘致することなどの提案をしました。報告後、店舗関係者の方々から様々な質問や実際の店舗マネジメントについてのお話があり、学生たちにとって、4年次の卒業研究や卒業後の仕事のあり方についてなど多くの学びにつながりました。

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●本学とイオンタウンとの連携・協力協定について
京都橘大学とイオンタウン株式会社は、2019年11月に、連携・協力に関する協定を締結しました。イオンタウン山科椥辻において相互が有する資源を有効活用し、地域の活性化、教育研究、生涯学習、文化および産業の振興、人材育成等で連携・協力し、互いの発展と地域社会の発展に寄与することをめざしています。








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