どんなことを学ぶの
※総合心理学部の開設に伴い、健康科学部心理学科は、2023年4月より学生募集を停止しました。
領域紹介
臨床心理学領域
子どもから高齢者まで、幅広い世代のこころの健康課題について学び、対処する方法を身につけます。
心理臨床・教育・福祉の分野で他者を援助する力を養成。大学院に進学し、臨床心理士や公認心理師資格取得もめざすことができます。
社会・産業心理学領域
消費者行動、マーケティング、人事や組織など、企業やビジネスシーンに直結した心理学を広く学びます。
近年の社会的課題である働く人のメンタルヘルスについても学び、企業の現場で必要とされる素養とスキルを養います。
発達・教育心理学領域
乳幼児から高齢者までのこころの時間的変化を理解し、さまざまなこころの問題への対処法や問題解決へ導くスキルを修得します。
スクールカウンセラーや児童相談所などの教育・福祉分野で役立つ素養を育みます。
行動・脳科学領域
人のこころの成り立ちを科学的に解明する領域です。
人間の脳の動きを動物の脳と比較しながら理解し、知覚や認知、記憶などの心的活動がどのようなメカニズムによって起こっているかを理論的に研究します。
健康・福祉心理学領域
QOL(Quality Of Life)の向上において心理・社会・身体的要因がどのような役割をもつのかを、医療および心理的側面から学ぶ領域です。
現代人を取り巻く環境や疾患の理解、そして心身の健康の維持や幸福について探究します。
カリキュラム
4年間の学習イメージ
心理学研究の基盤を学ぶ
「人間を心理学的に理解する」ため、自己理解、自己表現についての学びを深めるとともに、心理学の研究法の基礎を身につけます。
心理学における幅広い専門領域を知る
臨床心理や社会・産業心理、発達・教育心理など5つの専門領域の導入的知識を総合的に学びながら、カウンセリングや消費者行動といった各領域の専門的理論・技術を深めます。
自身が選択した専門領域の学びを深める
各領域において専門性の高い知識を修得し、さらに領域間にまたがる科目を広く履修することで、心理学への理解を深めていきます。専門とする領域や志向に合わせて研究テーマ・研究計画を考案します。
これまでの知識をいかし集大成の卒業研究に取り組む
これまでの講義や演習で身につけた研究法や査定法での実践的なスキルを、卒業研究や臨床実践に応用します。4年間の集大成として卒業論文の執筆を進めます。
総合心理学部 総合心理学科 カリキュラム
取得できる資格
- 認定心理士
- 学校図書館司書教諭
- 高等学校教諭一種免許状(公民)
- 社会調査士
- 図書館司書
取得をめざす資格
- 公認心理師国家試験受験資格
(大学院修了後もしくは実務経験後) - 臨床心理士受験資格
(大学院修了後)
将来の進路
- 病院、精神科クリニック
- 精神保健福祉センター
- 企業の人事・労務部門
- 企業の企画・広告部門
- こども相談センター(児童相談所)
- 子育て支援センター
- スクールカウンセラー
- 公務員
- 高校(公民)教員 など