文学部日本語日本文学科書道コースと大学院文学研究科言語文化専攻(書道)の「2012年度卒業制作展」が、2013年2月8日(金)・9日(土)・10日(日)の3日間にわたり、京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)で開催されました。
今年度は学部生19名、大学院生2名が、『漢字作品』21点、『かな作品』21点、計42点を出品しました。
作品形式は六曲屏風、帖、巻子で、いずれも力作ぞろい。今年度の「第17回全日本高校・大学生書道展」(主催:公益社団法人日本書芸院・読売新聞社)で9回目の団体最優秀校(大学の部)に輝いた実力を遺憾なく発揮した内容となりました。書道コース4回生の南田樹里さんは、「卒業制作展に出品するまでの道のりは大変でしたが、集大成がこのような形で披露できて達成感があります。授業中に見ていた友達の作品が、制作展の展示作品として仕上がっていく様子が強く印象に残っており、大学生活のよい思い出となりました。」と振り返っていました。
3日間で、約350名の学生・父母、教職員、一般市民の来場があり、卒業生の力作にじっと目を凝らして鑑賞し、その出来映えに感嘆の声を上げる姿も見られました。
「卒業制作展」に出品された作品は、「2012年度卒業制作集」として刊行されています。