本学は、2005年の男女共学化、京都橘大学への改称を機に、「自立」「共生」「臨床の知」を教学理念として掲げ教育研究を行っています。独りよがりでない主体的な意見、それに基づく判断を社会に向けて発信すると同時に、他者の意見を偏見なく理解し、意義ある人間関係を結びながら、地域という臨床との相互作用を目指しています。現在は9学部15学科を擁する総合大学となりました。その過程において、政策系の知識を備えた人材や、教員、保育士、看護職、理学療法士、救急救命士、作業療法士、臨床検査技師、臨床心理士、建築士など、時代のニーズを的確に捉え、地域との共生を重視し、地域社会に貢献できる人材育成を目指してきました。
2005年に設定した教学理念を具現化するために、本学内に「京都橘大学地域連携センター」を設置し、大学全体として地方自治体・企業などと様々な連携事業を展開してきました。また、各学部の教育・研究成果を社会に還元するエクステンション講座やリカレント講座も実施しています。
また、京都市の「学まち連携大学」促進事業に第1期(2016年~2019年)、第2期(2020年~2023年)と続けて採択され、2020年以降数年間はコロナ禍においても様々な工夫をしながら、岡田知弘前センター長のリーダーシップの下、教育研究や地域連携の活動を進めることができました。
2024年以降もこれまでの事業を一層充実できればと考えております。各種講座やイベントにご関心のある方々は、ぜひ、ご相談、ご参加いただければ幸甚です。