【経営学部】楊ゼミが中国・大連市で現地調査! 研究成果を大連東軟信息学院にて発表!

 202491日(日)~95日(木)、楊秋麗准教授ゼミの3回生16名が中国大連市での現地調査および大連東軟信息学院にて研究成果発表と交流を実施しました。楊ゼミの学生は日本企業のグローバル経営活動の展開に欠かせないリアルな中国市場とバーチャルの中国市場(中国EC市場)への進出に対して、企業の実例研究を行っています。今年度は、提携校である大連東軟信息学院が主催の越境EC市場研究プロジェクトに参加しました。現地での活動を通じて、学生たちはグローバルな人材に成長する一歩を踏み出しました。
 


 以下、学生たちによる記録の抜粋をご紹介します。

 9月1日(1日目)午後:大連到着。前日までの予報では、台風による影響の可能性があるというドキドキの出発でしたが、時間通り、無事に大連に到着しました。晩御飯は円形のテーブルを囲いながら、大皿料理を分け合って食べるという日本ではあまり見ない光景があり、文化の違いを感じました。
 

 92日(2日目)午前:市街地見学、午後:ショッピングモールでの市場調査。午前は星海広場、濱海ロード、北大橋を見学しました。北大橋は日中友好の象徴であり、日本と中国の関係の深さと歴史を感じました。午後は大商、MYKAL、万象城、西安路夜市で市場調査を行いました。日本よりも規模が大きいショッピングモールや日本とは違う形のお店を見ることができて新鮮でしたが、日本での馴染みのお店もありました。
 

 93日(3日目)終日:保税区の物流倉庫見学。今日は越境ECに関わる保税倉庫である大連万衆城コンベンションセンターと菜鳥に行きました。保税区域に実際に行き、そこに保管されている海外のさまざまな製品を見ることができました。日本製品と韓国製品が60%ほど占めており、その理由として、地理的に近いことと大連に進出する日本企業が多いことが分かりました。この見学を通じて、私たちが調べている中国の越境EC市場でのニッチ商品を売るためのヒントも得ることができました。
 

 94日(4日目)終日:大学キャンパス見学と発表会。大学の敷地がとても広くて、高台から見る景色がとても綺麗でした。大学の食堂が日本の大学の食堂とは違って、色々な専門店がありました。発表会では、これまでの研究成果に中国での現地調査の内容を反映させた発表を行いました。各班の発表は現地で収集した情報を効果的に取り入れ、これまでの研究結果にさらなる説得力を持たせました。発表会後は、現地の大学生との交流を行い、お互いの国のお菓子や飲み物を交換するなど文化交流を楽しみました。また、中国語を学ぶ機会も得られ、非常に有意義な時間となりました。
 

 9月5日(5日目)午前:帰国。期間中大連東軟信息学院の先生と学生たち、バスの運転手、見学先での人々が優しくて親近感のある方々でした。5日間非常に良い経験になりました。

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