2026年2月2日(月)、京都市役所にて開催された「大学のまち京都・学生のまち京都」の2050年の未来を考える対話型ワークショップに、看護学部看護科3回生の河内七菜さんと経済学部経済学科4回生の幸重雄大さんが参加しました。

前列左端から二番目が河内さん・後列右端から二番目が幸重さん
このワークショップは、京都基本構想を踏まえ、学生が主役となり、参加者一人ひとりの2050年の「大学のまち京都・学生のまち京都」の姿を深掘りするために開催されたもので、松井孝治京都市長や小原克博大学コンソーシアム京都理事長、京都市職員の方を交え、京都市の大学に通う学生がテーマに沿って意見を交わしました。
ワークショップでは、【通いたい、誰かに勧めたいと思う、理想のまちとは「あるべき姿」】、【現在のまちとの違いとは「政策の検討」】、【理想のまちに向け、一人ひとりができることとは「共創・協働」】の3つの議論テーマについてグループセッションを行い、議論した内容を各グループが発表しました。
京都が2050年も持続可能なまちであり続けるために、京都らしさをどのように活かしていくべきかをグループで議論しました。京都には、大阪や東京にはない、ゆったりとした独特の時間の流れがあります。この良さを支えているのは、チェーン店ではない自営業のカフェなどの存在だと考え、それらを京都市がバックアップしていく重要性を提案しました。
また、学生のまちとしてさらに魅力を高めるために、勉強ができる自習スペースの拡充や、『大学生専用Wi-Fi』を京都市が積極的に整備する施策案なども具体的に提案しました。こうした場所が、単なる自習スペースとしてだけでなく、地元の企業と学生が交流できる場になれば、学生にとっては企業分析や議論の練習の場となり、地域活性化にもつながると考えています。
ワークショップでは、他大学の学生だけでなく、松井京都市長や大学コンソーシアム京都の小原理事長と直接意見を交わすことができ、私にとって大きな刺激となりました。伝統産業の保護など、意識しなければ通り過ぎてしまう問題にも目を向け、地元の人たちがいつまでも愛着を持てる京都であってほしいと思います。
私のグループでは、生活面や交通の便、豊かな自然など、自分たちが考える京都のいいところを出し合い、それらを2050年に向けてどのように継続・発展させていくべきかを議論しました。普段の学生生活では看護の専門的な学びに集中していますが、今回のワークショップでは美術系など他学部の学生とも対話する機会がありました。伝統文化の継承者不足といった、これまで自分があまり意識できていなかった課題を知ることができ、非常に大きな学びとなりました。
京都は『都会すぎず、田舎すぎない』という絶妙なバランスが大きな魅力です。これからも鴨川のような自然を大切にしながら、人が集まれる場所を守っていってほしいと感じています。また、今回のように学部を超えた学生同士や、社会人の方々と対話できる機会がもっと増えることで、より多角的な視点でまちを考えられるようになると実感しました。

(左)発表する幸重さん・(右)グループセッションで議論する河内さん