京都橘大学では、経済学部と経営学部のクロスオーバー教育科目「地域経営論」にて、「滋賀ONEプロジェクト」を実施しています。本プロジェクトには約150名の学生が参加し、27チームに分かれて滋賀県内各地を訪問。地域の魅力や観光資源について調査を行っています。
本プロジェクトは、経営学部木下達文教授が中心となり、これまで近江八幡市安土地域で実施してきた地域連携型授業をさらに発展させた取り組みです。2026年の安土城築城450年を契機に、学生たちは滋賀県内の歴史文化、自然、景観、食、地域活動など、多様な地域資源に着目しながら、「若い世代から見た滋賀の魅力」の発掘と、その魅力をどう発信するのかを課題に取り組んでいます。
本プロジェクトのフィールドワーク先は、滋賀県にある歴史的建物や、観光地、美術館など多岐にわたり、各地域が持つ特色や魅力について理解を深めました。現地では施設見学や調査に加え、学生同士で意見交換を行いながら、地域資源の価値や発信方法について考察を重ねました。地域を訪れ、実際に見て、聞いて、感じることで、教室での学びだけでは得られない気づきや発見を得る機会となりました。
今後、学生たちはフィールドワークで得られた学びをもとに調査内容を整理し、若者ならではの視点やアイデアを活用して、滋賀県の魅力発信に取り組んでいく予定です。
■佐川美術館チーム



■MIHO MUSEUMチーム
経営学部 木下達文教授 コメント
地域の観光政策において、関西では京都がたびたび取り上げられ、オーバーツーリズムも課題となっています。一方、隣接する滋賀でも豊富な歴史遺産や自然遺産があるにも関わらず、その魅力が十分伝わっていないという課題があります。そこで、「滋賀ONEプロジェクト」では、若い学生の視点から滋賀県の魅力を掘り起こし、いまの時代にあった発信の方法について考えていくことを目的としています。
また、学生達には単に教室で勉強するだけでなく、実際に現地に足を運び、自らの五感を通して得た気づきや発見を大切にして欲しいと考えています。フィールドワークで得られたオリジナルな情報や価値をしっかり分析することが、新しいアイデアへと結びつくと考えています。そして、それらのアイデアも単なるレポートとして終わらせるのではなく、滋賀における今後の観光政策に少しでも結びつけられるよう授業設計をしています。
学生たちが地域資源について学ぶだけでなく、その魅力をどのように発信すれば若い世代に伝わるのかを考えることも、このプロジェクトにおける重要な学びの一つです。
MIHO MUSEUMチーム
経営学部経営学科2回生 齋藤ビクトルさん コメント
MIHOミュージアムを訪れ、展示されている作品だけでなく、自然と調和した建築や空間そのものにも大きな魅力を感じました。写真で見るのと実際に足を運ぶのとでは印象が大きく異なり、現地でしか味わえない特別な価値があることを実感しました。また、世界的に貴重な美術品や文化財に触れることで、滋賀県には琵琶湖以外にも多くの魅力的な文化資源があることを知りました。今回のフィールドワークを通じて、若い世代の視点でその魅力をどのように発信できるかを考える貴重な機会となりました。
■滋賀県内27か所のフィールドワーク日程
6月27日(土) 日牟禮八幡宮
6月29日(月) 夢京橋キャッスルロード
6月30日(火) 草津宿本陣
6月30日(火) 南郷温泉
7月1日(水) 菅野神社
7月1日(水) 日吉大社
7月1日(水) メタセコイア並木
7月1日(水) 園城寺
7月1日(水) 大津港
7月2日(木) ブランチ大津京
7月2日(木) 園城寺
7月3日(金) 佐川美術館
7月3日(金) 建部神社
7月4日(土) 石山寺
7月5日(日) 近江神宮
7月5日(日) 近江神宮
7月5日(日) 石山寺
7月5日(日) 彦根城
7月5日(日) 琵琶湖疏水
7月5日(日) 浮御堂
7月6日(月) 比叡山
7月6日(月) ローザンベリー多和田
7月8日(水) 八幡山
7月8日(水) 彦根の銀座商店街
7月11日(土) 西教寺
7月11日(土) 沖島
7月12日(日) MIHO MUSEUM