【建築デザイン学科】建築・インテリア分野の最前線を企業・自治体から学ぶ。 「建築キャリアデザイン」が新たに開講

 工学部建築デザイン学科では、専門教育科目「建築キャリアデザイン」(配当回生:2回生、担当教員:新海俊一教授)を2026年度より開講しています。本科目では、建築・インテリア・環境デザイン(ランドスケープ・公共空間)分野に関連する様々な仕事やその役割について学びます。学生が将来の進路やキャリアについて主体的に考えるきっかけとすることを目的としています。

 本授業では、総合建設会社(ゼネラル・コントラクター)をはじめ、商業施設やオフィスの空間デザインを手がける企業、公共建築に携わる自治体などから、現場の最前線で活躍する方々をゲスト講師に招きました。空間に関する専門知識だけでなく、社会課題を解決する考え方や、多様な職種の人々と協力するモノづくりのプロセスなど、将来社会に出たときに必要とされる実践的な知識や視点について学びました。

 商空間プロデュースを手がける株式会社スペース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:庄村香史)の講義では、「素材・場所・アイデンティティ」を軸とした空間づくりの考え方が紹介されました。その土地や建物が歩んできた歴史、そしてそこにある物語を何よりも大切にするデザインの姿勢に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
 また、オフィス家具や空間デザインを手がける株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)の講義では、オフィス出勤と在宅勤務を組み合わせた現代の働き方や、人々の交流を生み出す最新のオフィス空間デザインが紹介され、空間が人の行動や働き方を変える大きな力を持っていることが伝えられました。
 さらに、本学キャンパス内にある「アカデミックテラス」の設計も手がけた株式会社⽇本設計(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:篠﨑 淳)の講義では、大規模建築をチームで実現するモノづくりの魅力や、立場や世代を超えて自然と人が集まり、交流が生まれる空間づくりの考え方が解説されました。

 このほかにも、多様な企業や自治体から講師を迎え、学生は建築・インテリア・環境デザイン分野に関わる多種多様な職種やキャリアの可能性について理解を深めました。

■「建築キャリアデザイン」登壇企業・団体(講義順)

・株式会社大林組(総合建設会社)
・草津市(公共建築)
・株式会社IIZO(一級建築士事務所)
・株式会社スペース(商業施設インテリア・ディスプレイ)
・株式会社イトーキ(オフィス空間デザイン)
・株式会社日本設計(組織設計事務所)
・株式会社NOTE(コミュニティデザイン)
・カリモク家具株式会社(家具設計・生産)
・株式会社長谷工リフォーム(リフォーム)

株式会社スペース・経営統括本部 人事部 山尾麗美氏 同社が提供する商空間について
株式会社スペース・SD部 山平武史氏 「素材・場所・アイデンティティ」をテーマに講演
株式会社日本設計・建築設計部 鈴木智香子氏 組織設計事務所におけるモノづくりの魅力について

 講義を受けた学生からは、「設計事務所やゼネコンだけでなく、オフィス空間や家具設計、リフォーム、まちづくりまで、建築・インテリア・環境デザインの知識を活かせる活躍の場の広さに驚いた」「建物のデザインにとどまらず、そこで過ごす人の行動や地域のコミュニティ、空間全体をプロデュースする仕事の影響力を実感した」「多くの専門家と協力してプロジェクトを形にするため、専門性とともにコミュニケーション能力や広い視野を養っていきたい」といった声が寄せられました。

 第一線で活躍するプロフェッショナルの講義を通じて、大学での学びが実社会でどのように活かされるのかを実感し、将来のキャリアイメージをどのように描いていくかを考える機会となりました。建築デザイン学科では、空間づくりを学ぶ学生が、社会の動向や活躍の場に広く目を向け、自らのキャリアを豊かに描いていけるような学びの場を今後も提供していきます。

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