文系ヒーローズ

「問いを変える」

文系の学びは、答えを出すことだけがゴールではありません。
「そもそも、この前提って本当に正しいのか?」と立ち止まって考えることから始まります。

外国人観光客が増える中で、地域の文化はこの先どう変わっていくのか。
SNSでつながる世界の中で、人の「好き」や価値観はどう広がっていくのか。
AIが当たり前になる時代に、人が「人らしくある」とはどういうことなのか。
教育の"正しさ"は、未来の社会でも同じままでいいのか。
歴史は、ただの記録なのか。それとも、いまを生きる私たちへの問いなのか。

こうした問いに向き合いながら社会の見方そのものを考え直していきます。

京都橘大学では、文学、国際、心理、教育、経済、経営など、さまざまな分野の視点を行き来しながら、人・社会・文化をひとつの視点にとらわれずに考えていきます。

ただ、問いを立てるだけでは、社会は変わりません。
その問いが、技術とつながり、現場で使われてはじめて、現実は動き出します。

そしてー

問いを変えた瞬間、
ワールドが動き出す。

ー『常識ブレイク』

ヒーローズラインナップ

南 健太郎
文学部歴史遺産学科 准教授

狙え「前代未聞」

▶専門分野
考古学、水中文化遺産、城郭、青銅器

▶研究内容
ダイビングによる水中遺跡の調査によって、これまで誰も見たことのない文化遺産を探し出し、人類の歴史を解き明かしています。水中に残る過去の人類の痕跡をたどり、すでに失われてしまった歴史や文化を探求しています。

▶「?」の種
現在の暮らし、道具、価値観、思想はどのようにしてできあがってきたのか?

▶研究の活きる場
・地域の歴史理解
・地域の人とのつながり
・街づくりや地域興し

▶未来への可能性
埋もれていた歴史を掘り起こし、地域の魅力や強みとして再発見することで、新たな価値創出につながります。

▶連携で拓く可能性
ロボティクスやAI技術と組み合わせることで、これまで人の手では難しかった水中調査の高度化が進みます。沈没船の探索など、新たな歴史発見の可能性が広がります。

▶次はキミのターンだ!
新しい歴史の発見者になりたくないですか?

▶My ヒーロー
アントニオ猪木

「一寸先はハプニング」「迷わず行けよ、行けばわかるさ」という言葉に象徴されるように、挑戦し続ける姿勢に強く共感しています。不確実な中でも踏み出す勇気は、自分の研究にも通じる大切な考え方です。

コネリークリストファー
国際学部国際学科※ 講師

言葉の力で世界をつなぐ

▶専門分野
応用言語学、英語教育学(教授法・カリキュラム)、第二言語習得

▶研究内容
英語を通して、人の価値観や自己表現がどのように変化していくのかを研究しています。特に留学などの異文化体験を通して、人がどのように成長し、自分の可能性を広げていくのかに着目しています。

▶「?」の種
なぜ言語によって違う自分になるのか?

▶研究の活きる場
・SNS
・留学
・外国人交流

▶未来への可能性
異なる価値観を理解し、協働できる社会の実現につながり、多様性を受け入れる力が広がります。

▶連携で拓く研究の可能性
AIと組み合わせることで、言語学習や異文化理解の方法がさらに進化します。一人ひとりに合った学びや、より深いコミュニケーションの実現が期待されます。

▶次はキミのターンだ!
遠慮がなければどんな自分になりたいか?

▶My ヒーロー
Professor Worldwalker(ワールドウォーカー教授)

世界を歩くことは、単に国境を越えることではありません。異なる言語や文化、人々との出会いを通して、自分自身の可能性を広げる旅だと考えています。教育を通して学生たちが新しい世界へ踏み出すきっかけをつくりたいと思っています。

2027年4月に国際英語学部 国際英語学科から名称変更。

内本 充統
発達教育学部児童教育学科 教授

子どもの可能性を発見!

▶専門分野
社会福祉学

▶研究内容
子どもが一人で悩みを抱え込まず、安心して成長できる社会とは何かを研究しています。子どもを取り巻く環境や人との関わりに注目し、大人や社会は何ができるかを考えています。

▶「?」の種
子どもと大人の境界ってなんだろう。

▶研究の活きる場
・家庭:スマートフォンの利用ルール決め
・学校:進路を決定するときの自己責任
・福祉:親をケアする子ども、外国につながりを持つ子どもたちへの支援

▶未来への可能性
子どもたちが何度でも挑戦できる社会の実現につながり、一人ひとりの可能性を広げることができます。

▶連携で拓く研究の可能性
教育や心理、医療の分野とも連携することで、子ども一人ひとりの状況や背景に応じた支援や関わり方を見つけることができます。多様な子どもへの理解を深めながら、より丁寧で包括的な支援につながります。

▶次はキミのターンだ!
新しい一歩を踏み出そうとするときに、あなたの背中を押してくれるのはなに?

▶My ヒーロー
自分が自分のヒーローでありたい。

誰かに頼ることも大切ですが、最後に自分を支えることができるのは自分自身です。どんな状況でも、自分を励ましながら前に進める人でありたい、という思いを込めています。

上北 朋子
総合心理学部総合心理学科 教授

感じる力と考える力をつなぐ

▶専門分野
心理学、実験心理学、行動・神経科学

▶研究内容
日常の何気ない出来事が、人の考え方や行動にどのような影響を与えるのかを研究しています。人が他者を理解し、つながろうとする背景にある仕組みに着目し、「人間らしさ」の本質を明らかにすることを目指しています。

▶「?」の種
人はどのように他者を理解し、つながろうとするのか。

▶研究の活きる場
・学校での友達作り
・ボランティア
・就職活動

▶未来への可能性
急激なデジタル化がコミュニケーションをどう変えるのか、失うものは何か、大切にすべきものは何かを考えるきっかけをつくります。

▶連携で拓く研究の可能性
看護やAI分野と連携することで、人の感情や行動の理解がさらに深まり、一人ひとりによりそったコミュニケーションのあり方が広がります。人間らしさを活かした新しい社会のかたちが生まれていきます。

▶次はキミのターンだ!
人を知りたい、自分を知りたい、その好奇心は発動していますか?

▶My ヒーロー
ベートーヴェン

耳が聞こえない困難の中でも作曲をあきらめなかった、その強い意志に心を打たれます。「神が私にどんな運命を用意していても、それに立ち向かう」という言葉に、勇気がわいてきます。

牧 和生
経済学部経済学科 准教授

日常生活の「?」は面白い研究の宝箱!

▶専門分野
理論経済学、行動経済学、ホスピタリティ論、コンテンツ消費論

▶研究内容
マンガ・アニメ・ゲームなどのコンテンツに人が夢中になる理由を研究しています。なぜ作品に惹かれるのか、どのように人の心が動くのかに着目し、人の行動や価値観との関係を明らかにしています。

▶「?」の種
多くの人にウケるコンテンツと少数に熱狂的に愛されるコンテンツの違いに法則性はあるのか?

▶研究の活きる場
・行列店
・地域活性化
・推し活

▶未来への可能性
コンテンツをきっかけに人の行動や価値観が連鎖的に変化し、社会を面白く変える。

▶連携で拓く研究の可能性
実験心理学と組み合わせることで、「好き」という感情をより正確に可視化できるようになります。人の感じ方の違いを理解し合うことで、新しい共感のかたちやコミュニケーションが生まれていきます。

▶高校生への問い
自分の「好き!」を言語化できますか?

▶憧れのヒーロー
矢吹俊郎

コンテンツ文化の1つとして広く認知された「アニメソング(アニソン)」ですが、昔のアニソンは今とは違って世間から低く見られがちでした。そんな中、矢吹俊郎はアニメソングにロックの要素を取り入れ、今のアニソンの基礎を創ったヒーローです。

楊  秋麗
経営学部経営学科 准教授

童心を忘れず最後まで「なぜ」の答えを追求し続ける

▶専門分野
企業論、国際経営論、中国企業研究

▶研究内容
中国市場(リアルの市場とオンラインのEC市場)における、日本と中国企業の経営戦略を研究しています。人が手にする商品がどのような経路をたどり、どのような選択のもとで届いているのかを探っています。

▶「?」の種
手元に届いた商品はどの経路を通ってきたか。

▶研究の活きる場
・購入時のメーカーや物流経路の徹底リサーチ 
・海外での日本製品や利用可能ECの探索 
・市場の変化から国内外情勢や技術革新を分析

▶未来への可能性
海外で中々知られていない日本の素晴らしい商品をEC経由で海外でも簡単に消費されるようにして、日本をもっと豊かにします。

▶連携で拓く研究の可能性
何と言ってもAIを導入することは、モノづくりや物流方法に大きな変化をもたらし、これまでの物理的な不可能を可能にすることができます。

▶次はキミのターンだ!
あなたは、いくつの時から恥ずかしくて人に「なぜ」を聞かなくなりましたか。

▶My ヒーロー
手塚治虫

漫画『鉄腕アトム』を作った人です。小学生の頃、初めてテレビでアニメ『鉄腕アトム』をみて、未来世界でのライフスタイルに憧れていました。現在、その多くは現実になり、ますます手塚さんの未来予想力に敬服するようになりました。