デジタルメディア学部、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科の設置決定

2025年8月29日に文部科学省より、2026年4月に開設するデジタルメディア学部(通学課程)、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科の設置に係る収容定員増およびデジタルメディア学部通信教育課程の設置が認可されましたのでお知らせいたします。
この認可を受け、本学は2026年4月より、文系・理系・医療系が一つのキャンパスに集う、10学部18学科を擁する総合大学となります。

本学は、開学以来、社会に有為な人材を育てることを使命とし、不断の改革を行ってきました。時代や社会が変化するからこそ、大学で習得する知識・スキル、学問領域は広がっています。
多様な問題意識をもつ若者や社会人が自由にのびのびと学べる大学として、様々なチャレンジができる学びのフィールドを創り続け、学生たちの目指す進路の実現にむけて尽力してまいる所存です。

■学部・学科の概要

1.デジタルメディア学部デジタルメディア学科
入学定員:100名(通学課程)、180名(通信教育課程)取得学位:学士(工学)
教育の特色:
日本が誇るゲームやアニメ・音楽といったメディアコンテンツを支えるクリエイション技術と、これからますます活用されていく画像・映像・音声の自動認識やVRといったメディアエンジニアリング技術の双方を学ぶことで、デジタル時代のクリエイターやITエンジニアを養成します。ビジュアルエンジニアリング、サウンドエンジニアリング&クリエイション、ゲームクリエイション、ビジュアルクリエイションの4つのモデルコースを設けています。
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/digital_media/

2.工学部ロボティクス学科
入学定員:80名 取得学位:学士(工学)
教育の特色:
先端AI技術から機械系、情報系まで、社会で活躍できる知識と技術を基礎から体系的に学びます。カリキュラムは、機械、AI・情報、電気電子、計測・制御などロボティクスに関わる分野をバランスよく配置しており、様々な分野の知見を統合するロボティクスの醍醐味を体感できます。各分野のなかでもAI分野や人とロボットの関わり合いに着目した科目を充実させ、この分野での著名な教員から先端的で実践的なロボティクスを学ぶことができます。
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/robotics/

3.健康科学部臨床工学科
入学定員:40名 取得学位:学士(臨床工学)
教育の特色:
技術革新の波は医療分野にも押し寄せ、テクノロジーの高度化が進んでいます。医療現場で用いられる様々な医療機器のスペシャリストである臨床工学技士の国家資格取得に加え、IT分野や医療機器開発、病院管理に関する能力を修得するためのカリキュラムが特徴です。次世代の医療を支える高度医療技術者を養成します。
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/clinical_eng/

■岡田知弘学長コメント

このたび、文部科学省より、デジタルメディア学部(通学課程)、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科の設置に係る収容定員増およびデジタルメディア学部通信教育課程の設置が認可されましたことを大変嬉しく思います。 
京都橘大学は、文系・理系・医療系が一つのキャンパスに集い、異なる分野の学生たちが混ざり合いながら、共に学ぶ環境を大切にしてきました。 
来春は、認可を受けたデジタルメディア学部、ロボティクス学科、臨床工学科という新学部新学科の設置と共に、経済学部経済学科には経済学専攻と現代社会専攻、国際英語学部国際英語学科にはグローバルスタディーズ専攻と国際共生専攻を新しく設置します。新しい学問領域を擁することで、今後さらに、学生や教員、そして地域社会との新たな知の融合が生まれ、日本の未来を創る原動力となる価値を生み出していけると確信しております。 
多様な問題意識をもつ若者や社会人が自由にのびのびと学べる大学として、様々なチャレンジができる学びのフィールドを創り続け、それぞれの夢を実現する力を育めるよう、私たち教職員は全力でサポートすることをお約束します。 
AIやテクノロジー、そこから生まれる新しい文化と共に発展していく社会は、希望と夢に溢れた未来です。新しい時代を切り拓く教育・研究・地域共創を実現していきたいと思います。京都橘大学の新たな挑戦に、ぜひ、ご期待ください。

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