学生団体ME-MEが東野公園の魅力を再発見するイベント「景観喫茶」を開催しました

 2023年8月21日(月)に東野公園(京都市山科区)で本学と京都薬科大学の共同学生団体「ME-ME(ミーム)」※1が、「景観喫茶※2」を開催しました。2022年7月、11月に続いて3回目の開催です。
 東野公園では、毎週月曜日に公園体操が実施されています。今回は、体操以外の方法でも公園を活用してもらうためのきっかけづくり、地域住民たちの交流の場の創出として本イベントを実施しました。
 当日は、公園体操に参加された高齢者を中心に約35名の方に参加していただけました。気温が高くかなり暑かったせいか、公園で遊ぶ子どもたちや散歩をする方が少なく、前回と比べて参加者は少なめでした。
 景観喫茶の企画として、風鈴の設置やうちわづくりワークショップといった、夏ならではの要素を取り入れたものや、山科で採れた苔や山科で作られた器を使用する、苔玉づくりワークショップを行いました。うちわづくりワークショップは子どもに好評で、朝に参加した子が夕方にまた来て参加してくれました。苔玉づくりワークショップは女性の高齢者からの人気が高く、参加者同士だけでなく学生との会話を楽しみながら苔玉を作りました。
 かなり暑い時期であることや参加者の大半が高齢者になることを考慮し、食中毒や感染症の対策として茶葉と茶器の使用は控え、ペットボトルのお茶を3種類提供しました。参加者は、茶席や公園内のベンチでお茶を飲みながら会話を楽しんでいました。
 参加者からは「体操後にこのような催しがあると聞き楽しみにしていた」「交流の場づくりのために、公園の新しい活用方法としてこの景観喫茶を参考にしたい」という感想をいただきました。

※1共同学生団体「ME-ME」:京都橘大学と京都薬科大学の学生で構成されている団体で、山科・醍醐地域の活性化を目指し活動している。「文化の中で人から人へと拡がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習」を意味する「meme」という言葉が由来。共同学生団体「ME-ME」のホームページはこちら
※2景観喫茶:公園や寺院などの人の集まる場所で、お茶を飲みながら読書や会話を楽しむ中国・成都の屋外喫茶文化「茶座」をモデルにしたもの。

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