学まちチャレンジ!プロジェクト※1のチーム「まちづくり研究会※2」が12月10日(日)に本学で行われた「たちばなこども食堂」で京焼・清水焼箸置き絵付け体験を実施しました。
絵付け体験は京焼・清水焼の無地の箸置きの中から好きな形のものを選び、専用のペンで好きな絵を自由に描いてもらいます。その後、オーブンで焼き上げを行い、冷水で冷やして完成となります。簡単に行えることから老若男女の幅広い年代の方々に楽しんで頂ける体験となっています。今回は小学生を中心に多くの方々にお越しいただきました。
今回の絵付け体験では、新たにうちわや羽子板の形を模した京焼・清水焼の箸置きが加わり、参加された子どもたちと保護者の方たちは、興味津々に箸置きを選び、とてもアットホームな雰囲気でした。
こうして、子どもたちによって絵付けされた世界に一つだけの個性豊かな京焼・清水焼の箸置きは、絵付け体験会場のみならずこども食堂全体を賑やかにしてくれたのではないかと思います。
この体験をきっかけに参加者の皆さんが京焼・清水焼に対して少しでも興味を持ってもらえればうれしく思います。そして、親子や友人との会話の中で「こんな箸置き作ったで」「京焼・清水焼って知ってる?」といった会話が生まれ、山科区の日常に京焼・清水焼が溶け込み身近な存在になったらいいなと思います。
これからも地域の皆さまに京焼・清水焼について興味を持っていただき、山科地域の活性化につながるような活動を目指します。
※1 京都橘大学が京都市「学まち連携大学」促進事業に採択された取り組みの一つ。
※2 まちづくりをテーマに、学内外で様々なイベントの企画や、勉強会を行っている団体。学まちチャレンジ!プロジェクトでは、京焼・清水焼ワークショップ等、京焼・清水焼を活用した地域活性化を目指して活動している。