（地域連携）【学まちチャレンジ！プロジェクト】救急救命サークルTURFが救命講習会を実施しました

　学まちチャレンジ！プロジェクト^※1のチーム「救急救命サークルTURF^※2」が11月18日（土）、19日（日）に救急救命講習会を実施しました。

　11月18日（土）は、本願寺山科別院にて開催されたこども食堂にじいろキッチンで救命講習を実施し、子どもから大人まで幅広い年齢の方に参加していただくことができました。当日は、座学中心ではなく胸骨圧迫が体験できる人形（CPR人形）や、訓練用のAEDに触れて実際に体験してもらうことを中心に行いました。まず初めに①胸骨圧迫とAEDの体験を行い、最後に実際の現場の流れに倣って②傷病者の発見から呼吸の確認を行いました。一般的な講習では、②→①の順番に行いますが、今回は順番を逆にすることで②の「傷病者の発見から呼吸の確認」が印象に残り、重要性をしっかりと伝えられるのではないかと考え工夫しました。
　11月19日（日）は、山科ハイツの防災訓練の一環として救命講習を実施しました。参加者を2グループに分け、前日と同じ流れで実技中心の救命講習を実施しました。参加者はご高齢の方が多く、女性の傷病者にAEDのパッドを貼る際の問題点や疑問、AEDの安全性についてなど、積極的に質問してくださり、とても熱心に取り組んでくださいました。

　

※1 京都橘大学が京都市「学まち連携大学」促進事業に採択された取り組みの一つ。
※2 救急救命学科、看護学科の有志で結成されたチーム。学まちチャレンジ！プロジェクトでは、山科地域の住民に心肺蘇生法の指導を行う救命講習を実施し、地域住民の一次救命処置（BLS）への関心を高め、普及させることを目標としている。