健康科学部救急救命学科の平出敦教授が毎日放送の「医のココロ」に出演

 健康科学部救急救命学科の平出敦教授が7月4日(土)に放送の毎日放送「医のココロ」に出演した。これは、番組が以前放送したものの中から、新型コロナウイルス対策にも参考になる回を再編集したもので「高齢者に忍びよる熱中症」をテーマにした内容。熱中症で救急搬送された人は、2019年は約7万人で、その中の半数以上を65歳以上が占める。熱中症は屋内でもかかり、約40%が住居からの搬送だった。注意しなければいけないのは、自覚症状がなくなってしまうかくれ脱水と持病をもった人などで、その重要な予防として、しっかりと栄養を摂ることが大事だと話した。食事を摂ることで、自然に水分も吸収しているとのこと。最後に、新型コロナウイルス あなたに伝えたいこと~熱中症編~として、「今年は、熱中症リスクは高いことが予想されています。マスク着用に伴う熱中症を十分考え、人との距離が十分あるときや屋外にいるときは、マスクを外して熱中症予防を心がけましょう」とコメントした。

【2020年7月4日 毎日放送で放送】

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