名古屋の小劇場専属の市民劇団立ち上げに都市環境デザイン学科の小暮宣雄教授がコメント

 名古屋の小劇場「七ツ寺共同スタジオ」が4月から専属の市民劇団を立ち上げることになった。これまでも、演出家や俳優などプロ向けのトレーニングのほかに、市民向けのワークショップを開催してきたことを踏まえ、19歳以上なら誰でも参加できる間口の広さが特徴。都市環境デザイン学科の小暮宣雄教授は「劇場が一過性のイベントにとどまらない演劇に出会える場になるための良い手法。これまで劇場は地域に向かい合っていないと見られがちだった。市民との出会いは、プロにとっても自分たちを見直す機会になるのでは」とコメントしている。

【2010年2月19日 朝日新聞(名古屋版)に掲載】

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