歴史学科の田端泰子教授が朝日新聞『異見私見』に登場

 朝日新聞『異見私見』のコーナーで「女性宰相 誕生はいつ」をテーマに、歴史学科の田端泰子教授が答えた。鎌倉時代の北条政子を例に挙げ、女性の政治的活躍を紹介した。政子は、平氏一族を倒して征夷大将軍になった源頼朝の妻。頼朝の死後、次男の実朝を擁立して後見役になるなど、幕府の実権を握り「尼将軍」と呼ばれた。政子が御家人たちの信望を集めたからこそ鎌倉幕府が続いたと言われる。「夫が主、妻が従」という考え方は、西洋に対抗するため父権を強めた明治以降に固まり、近代は女性の地位が最も低くなった時期。女性の総理大臣が誕生した時、まさに鎌倉時代に戻ったと言えるかもしれませんと述べた。

【2010年7月7日 朝日新聞に掲載】

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