朝日新聞『歴ナビ 旅する日本史』の考古学者3人座談会に文化財学科の一瀬和夫教授が登場

 大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」(国内最大の大山古墳・仁徳陵古墳などを含む)が世界文化遺産の暫定リストに入った。白石太一郎氏(大阪府立近つ飛鳥博物館長)、菅谷文則氏(奈良県立橿原考古学研究所長)に文化財学科の一瀬和夫教授を加えた考古学者3人が、巨大古墳は市民の身近な存在となるのか、その謎や魅力について語り合った。一瀬教授は「地元で『ご陵さん』と親しまれている天皇陵を心地よい文化遺産ととらえ、市民生活に溶け込んだ風景として存在感を高めていけるかが重要」と述べた。

【2010年9月24日 朝日新聞でに掲載】

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