「セルフケアの薦め ―主役の患者になるために―」と題して、看護学科の高田早苗教授が講演

 8月29日に本学父母の会地区懇談会がホテルクリオコート博多(福岡県)で開催され、その一環として文化講演会が行われた。文化講演では看護学科の高田早苗教授が講師を務め、「セルフケアの薦め ―主役の患者になるために―」と題して講演。一般参加者を含む約50名が聴講した。「賢い患者」となるために、自発的なセルフケアを心がけ、変調を感じたら早めに受診することを勧めた。「病気にかかった場合、信頼できる病院や医師を選ぶこと。そのほかにも、自分の症状や気がかりなこと、既往症や薬剤アレルギーを伝えることが大切。病気や治療方法の予備知識をもち、わからないことを医師や看護師に積極的に聞くことが必要だ」と述べた。

【2010年9月20日 九州医事新報に掲載】

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