椿井大塚山古墳史跡指定10周年記念シンポジウムで猪熊兼勝名誉教授が講演

 「卑弥呼の鏡」とも言われる三角縁神獣鏡が30枚以上出土した椿井大塚山古墳(京都府木津川市)で、10月10日、国の史跡指定10周年を記念したシンポジウム「椿井大塚山古墳から邪馬台国がみえる」が開催された。第一部の木津川市山城文化センターで行われたシンポジウムでは、猪熊兼勝本学名誉教授、佐古和枝氏(関西外国語大学教授)が講演。その後、河合規子氏(木津川市長)と大山順子氏(椿井大塚山古墳を守る会代表)を加えて、「文化財の息づく町づくり」をテーマにパネルディスカッションが行われ、猪熊兼勝名誉教授がコーディネーターを務めた。第二部は、椿井大塚山古墳の後円部の竹林を特設会場にして、コンサートが行われた。

【2010年10月7日 産経新聞、10月11日 京都新聞、10月15日 朝日新聞に掲載】

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