朝日新聞『文化変調』に都市環境デザイン学科の金武創准教授が登場

 国の芸術・文化への補助金をめぐり、不正受給や不適切な使用が相次いで発覚した。日本文化行政の問題点、「文化支援のあるべき姿」について福原義春氏(資生堂名誉会長)と都市環境デザイン学科の金武創准教授がコメントした。金武准教授は、「文化に関する補助金は基本的に全廃すべきだと考えている。本当に市民がその団体を必要としていれば、必ず支援運動が起こるだろう。どうしても文化支援が必要というなら、教育の一環として支援を受ける形や都道府県の公共事業などに使われている自治宝くじの収益金の使い道を見直すというやり方もある。市民の理解を得て、芸術支援にもっと振り向けてはどうか」と話した。

【2010年10月25日 朝日新聞に掲載】

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