丸木美術館、太陽光発電復活のために児童教育学科の小寺隆幸教授がコメント

 丸木美術館(埼玉県松山市)が、全館の電気を太陽光発電でまかなうため支援を呼びかけている。同美術館は、反核、反戦芸術家として知られる画家の丸木位里、俊夫妻が1967年に開館した。20年ほど前にも太陽光発電を導入したが、故障など館の財政難もあり維持できなくなっていた。同美術館理事長で本学児童教育学科の小寺隆幸教授は、「電力不足を理由に原発再稼働の問題が出てきている。こうした動きに反対する一方で、自分たちにやれることはやろうと決めた。脱原発の具体的行動として再度、太陽光発電に取り組みたい」とコメントした。

【2012年4月21日 東京新聞、4月22日 毎日新聞(埼玉版)、4月23日 朝日新聞(埼玉版)に掲載

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