日本最古級の梵鐘鋳造遺構の発見に現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の五十川伸矢教授がコメント

 6月27日、藤井寺市教育委員会は、同市の林遺跡から寺の鐘を造った梵鐘鋳造遺構が見つかったと発表した。7世紀末から8世紀前半の遺構とみられ、日本最古級という。近くには中世まで存在していた豪族・林氏の氏寺「拝志廃寺(はやしはいじ)」があり、寺院に供給していた可能性があるという。現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の五十川伸矢教授は、「鐘は寺院にとって宗教心を高める重要なもの。大きな鐘を運ぶのは大変なので、職人が建物のそばで造り、納めたのだろう」と話した。

【2014年6月28日 朝日新聞、読売新聞に掲載】

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