消防職員対象の通信指令研修会を本学と国士舘大学の研究グループが開催

 10月18日(土)、消防職員を対象に救急の通報を受けた際、傷病者の状態を的確に聞き取り、必要な処置を指導する方法を学ぶ研修会が豊中市消防本部で開催された。この研修会は、本学と国士舘大学の研究グループが開催し、関西を中心とした19の消防本部の通信指令課に勤務する職員約70人が参加した。研修会では、通報を受ける場面を想定した訓練が行われ、通報者側の応急手当などをビデオで録画し、処置の指示が的確に伝わったかを確認した。本学救急救命コースの北小屋裕専門講師は、「消防職員が通報を受ける際の対応について、体系だった研修はほとんど行われていない。対応力を高め、救命率を高めてもらいたい」と話した。

【2014年10月22日 NHK関西ニュースで放送】

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