京都市および醍醐中山団地町内連合会と地域活性化に向けた協定を締結

 10月30日(木)に京都市役所にて、本学と京都市、醍醐中山団地町内連合会は、高齢化が進む醍醐中山団地の活性化につなげようと、地域連携事業に関する協定を締結した。
 この事業では、同団地の空き住戸計8戸を本学が京都市より無償で借り受け、2015年2月までに部屋を改修し、留学生を含む最大9人の学生が同年4月からルームシェアで居住する。また、2戸分を地域との交流拠点「地域連携センター」の分室とする。団地で学生や教員が高齢者対象の健康相談や子どもたちに向けたイベント企画を行う予定。大学が市営住宅の空き住戸を活用して、そこに学生が居住し、住民との協働により団地の活性化に向けた事業は、全国初の取り組み。
 京都市役所で協定書を交わした本学の細川涼一学長は、「住民と交流するなかで地域活性化に貢献するとともに、学生の実践的な学びの機会をつくりたい」と話した。

【2014年10月31日 日本経済新聞・毎日新聞・読売新聞・京都新聞、11月6日  日本経済新聞、11月16日 産経新聞に掲載】

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