京都の大学で広がる地域と交流を深める取り組みを紹介

 地域との交流を深める取り組みが京都の大学で積極的に行われている。本学と龍谷大学、京都大学と京都府立医科大学の取り組みが紹介された。各大学ともに団地や空き家、商店街などの空きスペースを拠点にして、学生たちは地域で催しを開き、にぎわいづくりをしている。
 本学では、醍醐中山団地(京都市伏見区)に、「地域連携センター醍醐中山団地分室」と「国際シェアルーム」を設置した。4月6日(月)に醍醐中山団地の集会場で開所式が行われ、細川涼一学長が団地住民らを前にあいさつした。シェアルームには、すでに台湾からの留学生6人と学生3人が住み、団地の清掃や自治活動に参加する。地域連携センター分室では、学生が子どもたちに演劇や紙人形劇を上演したり、高齢者の方の健康相談を実施する予定であることが紹介された。

【2015年4月6日 KBS京都、4月13日 京都新聞に掲載

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